〇〇しかありません

財布に千円しかありません、米があと２合しかありません。
（例えの語彙が。。。）

この使い方ならそんなに気になりませんが、最近気になる言葉があります。

「感謝しかありません」

これが一番よく使われる使われ方でしょうか。

「幸福感しかありません」「後悔しかありません」

こんな風に応用も可能でしょう。

でも、最近あまりにこういう表現に接するので、何だか気になってきました。

意味的には、

「心から感謝します」

という言葉をちょっとインパクトが残るように言い換えたものなのだろうか、というのが個人的な分析としてはしっくりくる。
以前からあったのだろうか、でも気になるということは最近生まれたものだろうか。

そう思ってTwitterで検索してみると、「感謝の言葉しかありません」「感謝の気持ちしかありません」という言い方が出てきた。
もしかしたらそれが縮まったのかもしれない。

でも、それなら「感謝の気持ちでいっぱいです」という表現の方がきれいだ。

検索していく中でこんな記事を見かけた。

「感謝しかない」に違和感しかない理由。 | 日本美文体研究保存協会

やはり最近の表現なのかなあ。
何かちょっとひっかかる、という自分の感覚は正しかったのだろう。

と、私が調べることができるのはここまででしかありません。