原作ファンが映画ハケンアニメ見てきて、すごくよかったよってネタバレしつつ話をしたい。

映画公開おめでとうございます〜~。
と当時に滅茶苦茶ふせったーに残していたので、
せっかくなのでnoteに残す。



この感想は、先に不安を述べて、その後ただ褒めるだけの文書です。


正直、私は公開前めちゃめちゃ不安だった。

キャスト欄に原作にない人たちの名前。

通路を堂々とこちらに向かってくるキャスト一同。

王子監督の記者会見に、斎藤監督が出るシーン。


地雷かもしれない。

原作の思い出を滅茶苦茶にされるかもしれない。と思った。


最悪、あまりにも映画の出来が悪かったら、劇場から出ようと覚悟を決めて映画館へ。



見た感想。(ほめるタイム)

  • 大まかに原作と同じ流れで、場所や順番が違えど、原作のセリフが出てくるので好感度が高い。例えば、有科さんが王子監督を口説き落とした「ヒロインを、私と殺してみませんか」が同じニュアンスだけど別の時間帯、場所で使われたのが良い。

  • CLAMPさんの表紙絵と、実写版では全然違うが違和感はなかった。

  • 斎藤監督の憧れた監督、入社前の職業、初めての監督作品、好物、サバクのトワコが主人公だったとき、劇場出た方がいいか迷った。

でも、よく考えると、好物については原作の言及がないし(ミスドを食べたがってはいるが好物ではない)、憧れた監督や、初めての監督作品ではないこと、トワコの事は、映画の時間考えても変えざる負えないのかなと思った。

  • ザクロのかわいさ。モフモフ。

  • 王子監督と、斎藤監督の制作発表会での対談、思ってたほど悪くはなかった。ヒリヒリした雰囲気だった。

  • 有科さんのおにぎり作る要素。別のとこで出てきてやったー!ってなった。

  • 斎藤監督と有科さんのボクシング→お風呂、オリジナルの場面だ…意味なかったら嫌だなって思ってたらちゃんと有科さんが監督業の辛さやプレッシャーを知る場面でこのシーンは確実にいるってなった。

  • 和奈さんの「あなただったんですね。あの子たちのおかあさん」ってセリフが聞けたので満足。

  • 斎藤監督がサバクの現場をどうやって回しているか、原作には描写がない部分の、映像ならではの描写が、実写化してよかった点の大きな部分を占めてるなと思った。

  • 逆に王子監督の方は、その点控えめ。仕事のやり方の対比が効いてるのかな?

  • サバクとリデルのアニメ視聴率争い。こちらも原作にない描写で、公共の場での会話で斎藤監督を追い詰めていくけど、これも、映像でしかできない表現だなって思った。

  • 和菜さんのスタンプラリー〜お祭りの話は入らないんだろうなって思ってて、実際そこまでフューチャーされなかったけど、宗森さんのスタンプラリーが映った時、でもこの人たちも原作の通り、この世界で聖地として街を盛り上げるべく生きてるんだなってわかって、なんかぐっときた。




映像には映像の良さがあるから、全ての原作通りではないけど、それが映画としての良さに繋がっていたので、嫌とは思わなかった。


物語の行き先は原作通りで、なにも文句つけようはないです。

キャストもよかった。音楽も、雰囲気も、よかった。ハッピーエンドで。

無事、映画刺さった人になれました。

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