信州ブレイブウォリアーズ2023-24シーズンに向けて

はじめに

どうも皆さん、砂漠のひろしです。
ワールドカップが盛り上がり中、開幕までまもなく1か月。
そしてプレシーズンマッチまであと少しというところで、久々のnote更新となります。

激動のオフシーズン

まさに激動と言っても良いオフシーズンでしたね。

かつてもマイケルHCが就任した時などは大幅にメンバーが変わる事もありましたがあの時は全体11位→全体1位とステップアップする為の補強という形でしたが、今オフはまるで違いました。

今シーズン移籍、或いは引退した選手は7名です。

信州ブレイブウォリアーズの今シーズンプレイタイムが多かった順に並べた時、ホーキンソン、マクヘンリー、熊谷、岡田、前田と上位5人が揃って抜けるという事になります。

しかもこの5選手は1試合平均でも20分以上の出場時間を担っていたという事で、チームとしての核がごっそり抜けた事になります。

新加入選手たちはどんな選手?

とはいえ、出てかれるだけではチームが成り立ちませんので、抜ける選手がいれば当然失加入選手もいます。
新加入選手の詳細な説明は信州note三銃士(たけさんが命名)の1人でもある、B.B.さんがこちら↓のnoteで記事にされていますので併せて読んで頂ければと思います。

外国籍+アジア枠はPart2という事でこちらはまだ投稿されておりませんが、楽しみに待ちましょう。


......とまあ全てを丸投げする訳にもいかないので、僕の方でも少し説明しますね。
下の表は、先日発表された小玉選手も含む現在のロスター表になります。
(なおこちらもNacky a.k.a.青井高平さんのフォーマットをお借りしています)

濃い赤はメインで使われる想定のポジション。薄い赤はサブで使われる想定のポジションとなっています。
こうしてみると頭数は揃っており、何だったら昨シーズンより層は厚くなりました。
例えば昨シーズンはポイントカードは熊谷・生原の2名体制でスタートするも生原の度重なる怪我や、時には熊谷も欠場となる試合があったりと終始ハンドラーの部分が課題となっていましたが、今年は13人ロスターで開幕を迎えるなど、昨シーズンの反省を含めた編成が出来ていると思います。

クリエイト誰がやります?

大量退団で不安だったのがこの部分です。
熊谷、岡田、前田の三銃士は揃ってオフェンスをスタートさせる役割を持っており、この部分をどう補うか、というのが注目するところです。

当初は不安だったこの部分も今のロスターを見ると案外どうにかなるのかなと思ったりもしています。

PGはロン・ジェイ・アバリエントス(以下RJ表記)と石川でタイプは異なりますが共にクリエイトできる選手です。

RJはスタッツや映像を見る限り、スリーのアテンプトが多くイメージとしては西山在籍時の信州の様な形が期待でき、西山よりインサイドででのフィニッシュも期待できそうです。

石川はかつて信州に在籍していた時には試合を支配する場面が多く、スタッツ以上の凄みを感じる選手です。
30分以上の長いプレイタイムだと不安はあるかもしれませんが、今年はRJが25分石川が15分が基本で40分を回すのかなと思っているので短い時間でしっかり活躍してもらいましょう。

そして1番期待をしているのが新外国籍選手のスタントン・キッド

昨シーズンは秋田に在籍し平均17.6得点を記録した生粋のスコアラーです。
ポジション登録はSFですが、秋田時代は4番起用もされており信州でも同じ起用になるのかなと思います。

が、例えばマシューや小玉を起用する時間が長くなればその分キッドも本来の3番ポジションで戦える時間が増え、得点も期待できる様になるのでキッドにより得点を取ってもらう為にチームがどう彼を盛り立てるか?というのがポイントかもしれません。

そして、前田が信州でハンドラーとして花開いた様に、信州で才能開花して欲しい選手はドンリーですね。
サイズは前田よりありますし、ある程度のハンドリングを教え込ませてオールラウンダーになって欲しいところです。

このまま3&Dタイプに育つと三ツ井と同じようなタイプの選手になり、選手起用の幅が無くなるんですよね。

シューターとして誰が抜けるか?

SG登録の選手は3名。栗原、サイモンという既存選手に加え、滋賀から移籍の星野。

基本は栗原の起用がメインになると思います。

先ず、大前提として信州のこのポジションの3選手のスリーポイントシュートの確率はハッキリ言って悪いです。

となると試合に出すなら、シュート力以外の要素でどれだけチームに貢献できるか?という点。

そうなった時、栗原はある程度ハンドラーとしてのプレイが出来るので筆頭という形になります。

ではサイモンと星野は?となった時、2人はまだ「これ」と言った部分が見えない。

栗原の様にハンドラーに挑戦するのか。
シューター1本に絞り、その道を突き進むのか。

シューターが足りないチーム事情の中で、この2人がシューターとして開花すると面白いシーズンになるかもしれません。

インサイドどうします?

さてここまでは楽観的に見ている部分があるんですが、それでも懸念点はどうしてもあります。

インサイドの選手が少なくない?というのがあります。

頭数は揃っています。けれど1つずつ紐解いていくと不安になる点が多々あります。

新加入のトンプソンは35歳マーシャルは37歳と軸になる選手の年齢。さらにはマーシャルは膝の大怪我からの復帰シーズンである事。

2人がシーズンをフルで戦うのは不可能とみて間違いないでしょう。

そんな時に練習生から昇格した小玉。そしてもう1人の外国籍選手のキッドをインサイドで起用する時間帯もあるでしょうし、或いはドンリーもインサイドで起用する時間を増やすのかもしれません。

ただ、1番はマシューがインサイドでどれだけ戦えるか?になると思います。

消極的な言い方をすると、
「ウェインを休ませるからマシューでつなぐ」となりますがこれが
「マシューのスリーに期待したいからここは一旦ウェインを下げよう」という風になるのが理想だと思います。
インサイドをトンプソン、マーシャル、マシューで回してそこに小玉が絡む。というのが僕の理想です。

スタメン予想

さて、ロスターが確定して16日にはプレシーズンマッチが予定されていますので、現時点のスターターの5人予想をします。
PG:石川
SG:栗原
SF:キッド
PF:マシュー
C  :マーシャル

これがプレシーズンマッチのスタメンになると思います。
RJはまだ合流していないのでスターター起用は無いかなと思っています。
ちなみに上で色々書いた予想が反映された理想のスタメンはこちら
PG:RJ
SG:ドンリー
SF:キッド
PF:マシュー
C  :マーシャル

カタカナスターターを組みたかっただけとか言わないでください。
ただこのメンバーならどこでもミスマッチを作れますし、得点力にも期待できるラインナップだと思います。
この形をシーズン中に見たいですね。

さいごに

激動のオフでしたが、先ずは戦えるだけの陣容を揃えたマイケルHCは流石です。
昨シーズンよりも不安を抱えつつも、新たな門出となるプレシーズンマッチを先ずは楽しみに終わりたいと思います。

この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?