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ぽちぽち鯖工場 ▶︎めためたドロップスS篇

こんにちは、本作り大好き谷じゃこです。ちょっと前にnoteで同人誌作りのノウハウを印刷やさんや紙選びなどの観点から書いてる人がいて、その記事がすごくよかったので、うちもこれまでに作った本やzineについて書いてみよっかな!というコーナーを始めることにしました。

自分で印刷やさんのあれこれを決めるときに、紙の厚さとか加工のこととか初めは結構悩んだ、というか全然わからんかったので、これから自分で本を作りたいなと考えている人の参考になればいいなと思います。とはいうもののほぼ独学でやってきたので、なんかの参考になんのかわからんけど。うちのこの本はこうやって作ったで、っていう紹介だけですので〜。
(同人誌について書いてはった人のnote、お名前とかメモってなかったから見つからん……。すごくおもしろかったのにな。)

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『めためたドロップスS』
印刷 
▶︎レトロ印刷JAMさん
仕様 
▶︎無線綴じ製本(A5)
表紙 
▶︎2色ツヤプリ インク:ラムネ/黄
    紙:バウム
本文 
▶︎インク:濃紺
    紙:色紙(イエロー)


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△ツヤプリはこんな感じでインクがぷくぷくしてる。文フリで「おもしろい印刷ですね」と結構言ってもらえます。

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△本文の紙をイエローにしたけど、濃紺のインクはしっかり濃いので文字も問題なく読めます。ちょっと裏の印刷が透けるけど。

●気に入ってる点
・そんなに特殊な紙を選んだわけじゃないのに、レトロ印刷さんならではの雰囲気があって、勝手にええ味が出てくれる。
・「印刷が素敵ですね」とまじでよく褒めてもらえる。
・ツヤプリはそれだけでかわいい。
・本文のインク、黒以外の色を使ってみたかったので、挑戦できてよかった。といっても濃紺やから、ほとんど黒みたいなもんやけど。

●悩ましい点
・背にタイトルを入れられへん。(工夫すれば入れられるみたいやけど、難しそう。)
・他の印刷やさんよりお値段は高め。
・写真を背景に使ったページがあるねんけど、びびって写真を薄くしすぎた。初めてやってみることは、うまく印刷されるか賭けみたいな気持ちでやってる。

この本を作った頃はまだ苗字がなくて、ただのじゃこやったんやなぁと懐かしい気持ち。なんでやったか思い出されへんけど、空気椅子がええわ!とひらめいて表紙のイラストを描きました。
初めて作った無線綴じの本がこれやったので、届いて箱を開けたときみっちりきっちり詰まっているのを見たときは、うわ〜!本や〜!と感動した。無線綴じは中綴じよりも本感があるな。逆に中綴じはzine感がある。


📖『めためたドロップスS』
メンバー:小川千世・じゃこ・ショージサキ・浪江まき子・奈良絵里子・まひろ・山田水玉・ゆいこ
解説:笠木拓さん
A5/80ページ/表紙2色・本文1色/おまけシール1枚つき
2015年9月発行


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