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岩屋と脳みその空間(2020.7.31)

兵庫県立美術館のミナペルホネン展「つづく」を見にいく。ミナペルホネンの服は持ってへんけど、は〜かわいいですなぁ〜と常々思ってるよ。着てみたい。

デザインが出来上がる前のスケッチがすごいおもしろかった。特に幾何学模様とか、何の形ってない模様を作るアイデアの出し方がすごい。布ガムテープをちぎってボコボコのラインを作ったり、粘土を丸くしたものを押しつけて水玉模様を作ったり、適当に切った紙切れを重ねてカラフルでランダムな模様にしたり。作るの絶対楽しそう。

服の時間経過みたいな展示もすごい良かった。子供の入学式に着たとか、ずっとほしくてがんばって買ったとかのエピソードと一緒に、その服とのお付き合いの年数も書いてあって、現物の服も展示されてた。15年前の服とかも全然痛んでなくて、わからんけどむしろ馴染んでゆくんちゃうかと思うし、憧れが増すな。よいブランドって、普段いい服着てへんのに買っていいのかなって不安や怯えみたいな気持ちが発生してようお店に入らんねんけど、うちでも買ってええんやなって思った。

おもしろいアイデアとかやわらかい創作とか見ると、脳みそに空間が生まれる感じがある。何か作ったり考えたりするための空間。しかも担当者も一人ついてるのですぐに取り掛かれますよ!状態、みたいな。あー、やりたいこと生まれまくってしまった。今目の前にせなかあかんこといろいろ山積みやのに。

やりたいこと①
昔々個人のホームページにカウンターとかついてた頃、よく覗きにいってたイラストのホームページがある。ぱっと見は普通に人のイラストやねんけど、どこまでも繰り返しになってると言うたらええのか、タイルみたいに同じ絵がつながってるねん。(全然上手に伝えられへん……!)あれいつか描いてみたいと思ってたのを、今回のテキスタイルのプリントのデザインを見て思い出した!

やりたいこと②
新聞小説の連載の挿絵の原画の展示(の、が多い)が良かった。馬をモチーフに、いろんな描き方で描いた馬や、いろんなところにいる馬、馬かな?みたいな馬とか、とにかく馬のバリエーションがすごかった。これの鯖版を描きたい。魚としての鯖のあらゆる可能性を探したい。

やーほんと行ってよかったな。おみやげにかわいいブローチも買った。いつかはワンピースほしい!

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