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富山と山々(2019.3.20)

18日から20日まで、二泊三日で富山旅行へ行っていました。行ったことない都道府県に行ってみる、みたいな旅行をよくするんやけど、今回の富山もそう。寒ブリと白えびと薬くらいしか富山のこと知らんかったけど。

富山に着いて、まず山のきれいさにびっくりした。通りの向こう、建物と建物の隙間から、めちゃくちゃかっこいい山が見えるんですけど?!富山の人日頃からこれを見てんのか、さすが「富山」という名前なだけあるわ、誇り高さ半端ないな……、と感動しきりやった。どこからでもかっこいい山々が見えて、ああ今日もかっこいいなって思いながら暮らせるわけやろ。最高やん。立山、めっちゃ迫って見えるんやが、でかいから近くに見えるのか、実際割と近いのか、どうなんやろ。

1日目は、一番行きたかった富山県美術館へ。割と新しくできた美術館。『わたしはどこにいる?道標(サイン)をめぐるアートとデザイン』という企画展をやってた。施設のサインとかそういうの。東京のどっかの駅のガムテープで文字作って表示してるやつは面白かったな。縁取りを作ってから、たてよこななめを一定にするように文字のパーツを埋めていくイメージ。イラレで文字作る時と同じ感じやった。企画展より、常設の椅子コレクションとか、誰かの小物集めコレクションのほうが面白かったな。あと屋上にうんこ(展示物)が落ちてて、もちろんうんこ写真撮った。

1日目は魚津に泊まったんやが、そのお宿のごはんがめちゃくちゃ最高……!ホタルイカを炙って木の芽ソース添えてあるやつの、ホタルイカのわたと香ばしさと木の芽の爽やかさとの、複雑な味。あと炊き合わせに桜餅が入ってたりとか。炊き合わせのフキが透明感があっておいしかった。予約した時の記憶がないねんけどお刺身豪華コースにしてたみたいで、めちゃ贅沢なお刺身盛り合わせが出てきた。ブリ、シーズン終わりかけやけど、脂乗りまくりやのに身がサクサク。白えびあまあまで、バイ貝こりこりで、あとぷりぷりなのとかしこしこなのとか、全部オノマトペが違う刺身。楽しい刺身やった。

2日目は埋没林博物館へ。林が海に埋没してその根っこを保存してる博物館。全然期待せんと行ったけど、埋没林はかっこよかったし、木でできた富山県の市町村パズルが難しくて楽しめた。富山市でかくて、となりに名前忘れたけどめちゃくちゃ小さい市がある、ということがわかりました。市町村パズル、47都道府県分あったらいいのに。

魚津は蜃気楼の町でもあるらしく、昨日のお昼には見えたらしいから期待してたけど、大変よく晴れて空気も澄み渡っており、蜃気楼の気配ゼロやった。海岸に、蜃気楼撮影隊みたいなひとたちがいたけど、だらだらおしゃべりして過ごしてはったし、今日は出えへん感じぽいな。毎日蜃気楼情報がニュースで流れるの、平和でいいな。

3日目はホタルイカミュージアム。今日からホタルイカ発光ショーが見れるとのこと。思ったより光らんかったけど、ホタルイカ触れて満足。ホタルイカの発光見て、ホタルイカタッチして、そのあとレストランでホタルイカの天丼。ホタルイカ万能やな。かわいいし。

あとは、おしゃれな古本屋さんはしごしたり、カフェでお茶したり、なんかゆるゆるのようなばたばたのような街めぐり。その間のどこからでも立山のかっこいい山々が見える。山々いいなぁ。山と海なら絶対海派やったけど、富山なら両方好きになるわ。神戸もそうやけど、両方に近いのいいな。あ、でも魚津の中学生は遠足で登山すると聞いて、それは……嫌……。

帰りの電車で、次はどこの県に行こうか考える。二人とも行ったことないとこって、案外少ないねんな。旅行行くと帰りにはすでに次の旅行に行きたくなる。家帰ったら、泥棒入ったんかよってくらい散らかってたし、また旅行行きたい……。

#日記 #富山

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