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九条とお菓子(2019.11.9)

移動距離の多い一日。昼はお父さんのお祝い事があって家族でバイキングへ。家族って書くと、うちは結婚して実家を出てるしうちと夫のことやと思っちゃうから、親とか妹とかとご飯行くときに家族でご飯って言うとなんかしっくりこんねんな。「うちの親とかとご飯」って感じ。親戚はなんか遠いし。適切な言葉ないかな。バイキングは鶏肉のクリーム煮と仔羊の煮込みがおいしかった。姪は来年から中学生で、バスケ続けるか、吹奏楽部に入るかで悩んでるらしい。吹奏楽部を押しといた。

親たちとわかれて、夫と堺の灯しびとの集いへ。ぷらぷら回ったけど、なんも買わず。去年買った木のフォークがあれば、もう一本欲しかったんやけど。近所の喫茶店のお店の人も来てはって、こんにちはと声をかけてくれたけど一瞬誰か全然わからんくて混乱した。職場関係か、短歌の人か、顔と雰囲気から頭のデータをぐるぐる手繰ったけど浮かばず、名乗ってくれたところでやっとわかった。普段会うところじゃないところで会うと全然わからんもんやな。

そのあと九条へ移動。環状線で大正から京セラドームをぐるっと回って九条方面へ。京セラドームを背にして角を曲がると、野球やってる近くにこんなかわいいギャラリーあったんかい、ってびっくりするくらいかわいい小さい家があった。詩人の櫻井周太さんと歌人の多賀盛剛さんが、詩と短歌とお菓子の展示をしてるのです。お菓子は朝田直子さんという方。

額に入った詩と短歌の下にかわいいお菓子が並んでいて、詩と短歌からインスピレーションを受けてお菓子を作ったのと、お菓子からインスピレーションを受けて作った詩と短歌とがあるとのこと。詩と短歌とお菓子を見比べて、お菓子の味や食感を想像しながら読むと、これはしっとりした短歌、これはかさかさした詩と、なんとなくわかる気がしてきた。今食べられますよと声をかけてもらったけど、お昼のバイキングで限界以上に食べたので、残念ながら入る余地なしやわ。おみやげにスイートポテトとかりんとうクッキーを買って帰る。

スイートポテトとかりんとうクッキーを夜のおやつにいただいたけど、めちゃくちゃおいしかったー!スイートポテトはクリーミー、かりんとうクッキーはクッキーの隙間に黒糖が入り込んでカリカリ。かりんとうクッキーは、おやつ大好きな職場の人たちにも買えばよかったなと思った。てか他のお菓子も食べたい。

自分が短歌を展示するならって考えてみたけど、全然イメージできひんかった。というか、文字と額だけの展示やのにパワーのある多賀さんの短歌すごいな。そら多賀さんの短歌見た後では、自分の短歌の展示方法なんか浮かぶわけないわ。今書きながらなんか納得した。

#日記

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