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2024/03/09(土) 日記。鳥山明。グラサン。シンクロに驚く。

昨日から鳥山明の訃報に関しての報道が広がり続ける。
もちろん好きなので悲しい。
Dr.スランプで出てきた時は、その絵柄にワクワクしたのだ。
名前は忘れたが、サングラスを掛けたワルっぽいキャラがいた。
実はああいう格好に普通の男の子はちょっと憧れを持っていた。
自分には出来ないし、まあ馬鹿みたいだな、と敬遠もするが、
「ええかっこ」もしてみたいのが少年でもある。
だから、当時の僕は所ジョージや、宇崎竜童や、鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」や「ドラネコロック」が大好きだった。
そして、鳥山明の登場。
前述のようにヤンキー、ツッパリ、ヤクザのプロパティであるところの、
一種の不良性、暴力性、裏社会的なものの象徴であった「グラサン」が、
「チャーミング」「カワイイ」「ポップ」という、来たる80年代の主流となっていくテイストに、価値転換されてしまったのだった。
確かおかっぱ刈り上げの三輪車に乗った女の子もグラサンしていたのではないか。
その後、ドラゴンクエストのデザインにも「いいなあ、うまいなあ、さすがだなあ」と嘆息した。


そしてちびまる子ちゃんの声優TARAKOさんの訃報が。

このシンクロには驚いた。
神がひとつの時代を強引に終わらせたように感じたのは僕だけではないだろう。


ビーフシチューを作る。角切りの肉で。
柔らかくなるまで煮込む。
その間、「孤独のグルメ配信オリジナル」というのを見た。
アマプラに無限に入っている。


夜は寝床で「洗脳」を読了。
最後の最後まで「暴力と罵倒」がくり返されて、読むのがつらかったが、
ラスト近くで奇跡が起こる。出会いという奇跡。
それはよかったが、そこに至るには、もう心身が生存に耐えられなくなるほど限界にならないと、
おかしな環境をおかしいと思わないこともあるというのが、恐ろしい。
とにかく、ほっとして、今のAdoやYOASOBIの歌を熱唱するToshlさんの姿が見られることに安心する。
Xのメンバーには亡くなった人も多いが、長生きしていつまでも歌って欲しい。

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