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【NEEDY GIRL OVERDOSE】追加END『Milky Way Train』がしんどい話【ネタバレ注意】

お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。
年の瀬も迫ってきています。鯖は今日も元気にハッピーで過ごしています。

が。

ニディガをプレイして全てが終わりました、情緒とか特に。
いや、それは分かっていたことなんですけどね、沼が深いというのは自分の中でも十分に理解していて、それを分かったうえでこのゲームに改めて飛び込んだわけですけど……はぁぁぁぁ……(ためいき)となるくらい苦しいENDを追加しやがってほんまににゃるらは人の心がないと思う。
もしくは人の心を熟知しているから、メンヘラに対しての理解が高すぎるからこういうことをしやがるし出来るんだろうなって思います。

タイトルにもある通り、今回僕が回収したENDは【Milky Way Train】というもの。
正直いろんなENDを回収してきた僕ですが、このENDがぶっちぎりでしんどかったです。

はっきり言うと、あめちゃんはこんなこと言わない!という気持ちもあります。だけど、僕とあめちゃんを繋ぎとめていた、いわばかすがいのようなものが『超てんちゃん』で。

そんな彼女のもう一つの人格が切り離されて、僕を思いやる一つの答えとして提示した優しさこそ”超てんちゃんからの解放”だったのかなと思います。

でもそれじゃダメなんですよ。ダメ。

あめちゃんのピとして。超てんちゃんのプロデューサーとして。

彼女らに縛られていることこそが幸せだったんです。
綺麗に羽ばたいて手元を離れていく天使。
腐ったように淀んで、それでも愛情だけは真っすぐな女の子。

その二人が僕を束縛して、離れないでと求めてくれるからこそ。
ピである僕は……
生きていて良かった。
一生懸命になって良かった。
彼女のことを大好きでいて良かった。

そう心から思えていたんです。
心を鷲掴みにして、天まで連れて行った彼女が、今になってピの存在を手放すってのはNTRなんかとは比にならない残酷な仕打ちだと思います。

たとえそれが彼女なりの優しさだったとしても。
そんなものはもういらないってかなぐり捨てて君の傍にいたんだと、それだけが伝わってほしくて。

あめちゃんの個人的なイメソンは僕の中に無数にあるんですけど、

その一つに米津玄師さんの『vivi』があります。

解釈のきっかけはビビってピっぽいなぁって思ったところから始まったんですけど、

どうにもならない心でも あなたと歩いてきたんだ

ってのが歌詞の中にあって。
本当にこの通りだなって思っているんですよね。

今更君に捧げた心の形は他の形には当て嵌まらなくて持て余すだけなのに、君が僕の手元を離れたら僕は何を目指して動けばいいのかなって、凄く思うんですよね。


END前のテキストボックス

END前に表示される『天使になれたよ』の表現はいろんな解釈があると思いますし、もしかしたら正しい答えが何処かに在るのかもしれませんが、僕の中では”彼女が一人で翔べるようになった”ということの示唆だと思います。

鳥や飛行機が飛ぶのではなく、もっと悠々と、空想上の概念が羽ばたくように。

もう僕の助けなんてのは要らない。
他のENDとは違い、誠心誠意、ピに向き合って出した答えとして、自分から切り離すことを選んだのだと考えています。

だけどそれは、あめちゃんの存在を求める僕には最悪で相反するもの。

確かに面倒で手間がかかるメンヘラだけど、面倒と手間をかけた分だけ幸せそうに笑ってくれるあめちゃんが大好きなんです。
そんなことでは一人の人間として救われないと理解していても、
それでもなお傍に居たくて。

僕がそれを望んでいることを彼女は知っているのかな。
そう考えた時、僕としては知っているのだと思いました。

別END『HAPPY END WORLD』では、僕があめちゃんからインターネット、ひいては超てんちゃんという存在を取り上げて一つの幸せな世界を見つけたように。

今度はあめちゃんが、超てんちゃんを僕から取り上げて、また一つ幸せな世界を齎してくれたのかな、とか。そういう風に思うわけで。

そんなのは僕の幸せじゃないんだけど、
彼女なりの誠意と考えたら無下にもできなくて。

先述した『vivi』の歌詞がこのENDに刺さりすぎていて辛いです。

愛してるよViVi 明日になれば バイバイしなくちゃいけない僕だ
灰になりそうな まどろむ町を あなたと共に置いていくのさ

さよならだけが 僕らの愛だ

これ以上書きたいことはまだまだいっぱいあるんですけど、でも今はこの辺にしときます。

吐き出せる感情は今吐き出しました。
またいずれ似たような文章を書くかもしれません。
その時はまたよろしくお願いします。

鯖でした。

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