2019年バルト三国・フィンランド旅行記 6日目
【3月23日(土) 6日目 タリン散策】
★ホテルの朝ごはん
旅行の楽しみといえば、ホテルの朝ごはん。
今回も期待大…!
わくわくしながらレストラン(宿泊棟の隣の建物)に行くと、素敵なおしゃれレストラン。
ビュッフェ形式ではなく、メニューから選んだらセットを持ってきてもらえるというスタイル。
★地元のアートスポット テリスキヴィ
旧市街から徒歩10-15分ほどでたどりつく、アートスポット テリスキヴィショッピングセンター。
地元の若手アーティストたちが店を出したり、素敵なカフェや雑貨屋さんが入っていたり。
今日はフリーマーケットがやっているとのことで行ってみました。
カフェでホットチョコレートを飲んであたたまりつつ、お店を散策。
旧市街に戻る途中にもいくつかフリーマーケットやショッピングモールあり。
お昼は、日本食レストランに入ってみました。
定員さんが会釈をしてくれていて、接客の仕方まで再現しようとしてくれているところに感動。
ラーメン美味しかった。
★レコードショップ再訪
前回フィンランドひとり旅をした際に、日帰りでタリンに訪れた際にみつけた、旧市街のレコードショップがあった。
学生時代にCD屋でアルバイトをしていたこともあり、旅をしたらレコード屋さんは必ず訪れる場所。
現地ならではの音源を発掘すべく、再訪。
すでにいたお客さんが店主と話し込んでおり、音楽談義に花を咲かせた最後に ”You are such a good speaker.” と言い残して店を後にしていた。
アンビエントやシューゲイザーをメインで探し、
エストニアの自然音やジャケットの気になるCDなどを見ていた。
店主のおじさまにおすすめを聞いてみると、ものすごい勢いで様々な説明してくれた。
・「エストニアの自然音はやめておけ!それに本当にお金を払うのか!?」(笑)
・「これはいいけどこれは微妙。」
・「これはエストニアの地元バンドなのでなかなかいい」
結局2時間ほど話し込み、横で暇になり椅子に腰かけている妹。
「妹が退屈してるぞ!?チェスをやってもいいぞと伝えてくれ!さあ早く通訳を!本当に伝えた?それにしては短いぞ?」(笑)
本当に面倒見のいい、サービス精神にあふれた店主さんで、なんと、出そうとしていたポストカード用の切手をもらった挙句、地元のおすすめカレー屋さんでディナーをごちそうにまで。
「これがエストニア流のおもてなしなんだよ」
ディナー中は、日本の労働環境や教育の問題点、その店主さんがどんな人生を送ってきたか、タリンでの生活や日本文化についてなど、多岐にわたりました。
とにかく真剣にこちらの話を聞いてくれて、「それはこういうこと?」と自分なりの解釈を交えて返事をしてくれる、人との向き合い方がとても真っ直ぐな店主さんでした。
カードで支払おうとすると、
「What a beautiful card!」と言って払わせないというユーモアと優しさ。
ちなみに、この旅から4年経った今でもこの店主さんとはメールをやりとりしており、
おすすめの音楽やお互いの国のことなどを語り合っています。
また会える日を楽しみに!
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