2019年バルト三国・フィンランド旅行記 2日目
【3月19日(火) 2日目 リトアニア・ウジュピス共和国】
毎度おなじみジェットラグのため、5時半起床。
毎回、帰りは大丈夫だけど行きは時差ぼけ気味。
7時過ぎに朝食会場に行くと、貸し切り!
さあパンを焼くぞ!とトースター的なものを使ってみて、こんがり焼けたパンを取り出そうとしたところ、
出ない。
ちょっと待って、出ない。
なんか網回転してるんですけど。
なんかわからないけど奥に吸い込まれていく。
取り出そうとすればするほど奥に吸い込まれていく。
こわい。
朝の修道院ホテル、荘厳な雰囲気の中、必死でトースターの奥をのぞき込んでいる。深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
こわい。
ちらっとパン見えてる。
見えてるけど全然届かない。なにこれ。
こわい。
結局、なんか周りにあるありとあらゆる道具を使って取り出した。
無の顔で朝食をいただいた。
気を取り直して散策。
はちみつ屋さんが有名なようで、試食もさせてもらった。
マーケットに寄ったら、なんかすごい三角のキャベツあった。
いったんトイレのためにホテルに戻ると、猛烈な睡魔。
このころの私は、自分が低気圧で眠くなることに気付いていなかった。
さて、朝のパンの件が頭にちらつきつつ、今回一番行きたかったウジュピス共和国へ向かう。
橋を渡ったところからがウジュピス共和国。
正式な国ではないですが、自治国!として、人々が自由に暮らしています。
ヒッピー文化、アート、平和、様々な文化が融合しています。
ウジュピスにはウジュピス憲法があり、様々な言語で書かれて掲示されています。日本語もありました!
結構な数の約束事が書かれているのですが、全て平和につながるもの。
特にいいのが、
・誰にも猫を愛し、世話をする権利がある。
・やり返すな。
ピースフルでおちゃめなものばかりでした。
お昼はウジュピス内の小さなレストランへ。
海外旅行の楽しみのうちのひとつは、こういう街角アート。
日本にもあるけれど、やはり国によって色使いやタッチが全く違うので、興味深い。
たくさん歩き、夜はHESバーガーのテイクアウトで。
メニューがリトアニア語だったのでさっぱりわからなかったけれど、ふんわりと注文。
食べる直前に再び睡魔に襲われ、昼寝。
私「これは時差ぼけに違いない」
妹「時差ぼけってそういうものだったかなぁ」
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