お風呂専用スマホを検討する【格安スマホ選び】
iPhoneは「防水」ではない
お風呂でアニメを見るのがやめられない。
まあ至福なんです。物が少ないから作品に集中できるし、「茹で上がるまで」っていう制限時間があるのも良い。最近はジョジョばっか見てます。
iPhone13miniを持ち込んでいるわけですが、やっぱ気を遣います。
IPX8で最高等級とはいえ「防水」ではないので。
そう、結構有名な話ですが、あくまで「耐水」なんですね。
だから水中での使用は考慮されていませんし、浴室のように湿度が100%に近い場所もアウトです。もちろん浸水で故障した場合は保証の対象外になります。
調べたところ、世代間で耐水性能に差があるらしい。知らなかった。
角ばったモデルは6mまで行けるらしい
まあiPhone7以降幾度となくダイブさせてますが、全員無事です。
気にするほどじゃないと思います。
とはいえ高価なものですし、特にminiは絶滅危惧種。危険に晒し続けるのは心臓に悪い。というわけで身代わりを探しているのです。
防水ケースは動画鑑賞に不向き
元の防水力を強化するって方法もあります。
ジップロックなんかお手頃でいいですね。
ただ、これも問題があるわけです。
防水ケースは構造上、どうやってもスピーカーを塞いでしまいます。本やSNSを見るなら悪くないですが、動画や音楽は音がこもってしまいます。
防水スピーカーを足せば解決できそうですが、ただまあ持ち込む物が多いのは面倒です。充電も必要ですし。
あとスピーカーを置く場所が無いです。風呂の縁に載せれるサイズの物を見つけるか、さもなければ肩にでも担ぐほかありません。
身代わりスマホがほしい
いろいろ言い訳を並べましたが、要は気兼ねなく使えるサブスマホがほしいだけです。自転車に括り付けるときなんかにも気を使わなくて良いですし。
選定条件
もちろんなんでも良いというわけではありません。ある程度スペックがないとストレスで死んでしまいますし、あまりに高いと壊した時罪悪感で死んでしまいます。
予算
ざっくり1〜2万円。
これくらいならまだ許されるかなと。期間限定の楽天ポイントを消費しないといけませんし。マイナポイントで買うのも良いですね。
スペック
こちらもざっくりと、Antutuベンチマークの値で考えたいと思います。
今回は30万点あたりを最低ラインとしておきます。
個人的には、ギリギリ発狂せずに使えるボーダーかなと思っています。
機種選び
今回の予算で選択肢として挙がってくるのは
激安新品
型落ち中古
MNPの激安施策端末
と、こんな感じです。
それぞれ見ていきましょう。
1.激安の新品
AQUOS WishやXperiaAceIIIなど、スナドラ480搭載機種が好例です。機種ごとにバラツキはあるものの、Antutu30万点前後に収束します。ものによってはスナドラ695も狙えますが、それでも35万点といったところ。
動画とか電子書籍なら大丈夫でしょうが、ブラウジングは発狂するかも。
まあ首の皮一枚繋がるでしょうか。
ただ一つ大きな問題があって、スピーカーがモノラルです。ざっと調べた感じこの価格帯でステレオスピーカーは存在しないようです。
アニメを見ることが主目的なので、今回は断念。
読書なら悪くない選択肢かと思いきや、この場合PaperWhiteがライバルになっちゃうので分が悪い。「新品じゃなきゃ嫌！」って人以外にはおすすめできません。
2.型落ち中古
よく「激安の新品を買うくらいなら、型落ちのハイエンドを買え」と言われて育ったものですが、この場合ネックになるのがセキュリティです。
あまりに古い機種だと、最新のOSに対応していない可能性があります。
どうなってもいいサブアカウントを使えばそこまで気になりませんが、やはり利便性を考えるといつものアカウントを使いたいところ。せめてセキュリティアップデートには対応してほしいです。
Androidの場合
今回の予算内でハイエンドを狙うと、Xperia XZ3やGalaxyS9などのスナドラ845搭載機が候補に上がってきますが、もれなくサポート終了済み。アップデートの提供は3年、長くても5年が相場ですから、当然といえば当然です。
もう少し頑張れば855搭載機が狙えます。ただ、これも多くはサポート終了済みか、終了間近です。スペック的には申し分ない上にお値段も手頃なんですが…残念です。
iPhoneの場合
こちらだとiPhone8が射程圏内ですが、6が2021年、6sと7が2022年にと、立て続けにサポート終了を宣告されていることを考えると、こいつも2023年秋にサポート終了になる可能性が非常に高いです。
ただこれはメジャーアップデートの話。Appleは10年ほど前の機種にもセキュリティアップデートを配信してくれます。優しい。
もちろん現行機種と比べるとセキュリティは劣りますが、なんの対策もないAndroidよりは幾分マシです。お値段もお求めやすく、性能も現代のミドルを凌駕（40万点前後）します。懸念点はバッテリーと画面サイズでしょうか。
もう少し予算が許すなら、iPhoneSE2を買うのが最善でしょう。
やはりバッテリーとディスプレイは鬼門ですが、性能は最新ミドルハイ並み（60万点前後）それでいてサポートも2年は固い。それが状態によっては2万円台で手に入ります。最有力候補。
3.MNPの激安施策
手続き等は手間ですが、それさえ乗り越えれば格安です。
まず大手三社。
大変な大盤振る舞いです。
最新ハイエンドが1〜数十円で手に入ります。
実店舗に赴く必要がありますが、iPhone13やPixel6aあたりは確実。場所によってはXperia5IVやPixel７、iPhone14なんかも狙えます。
ただ基本的に「後日返却」という条件が付くのが厄介。メインとして使うには問題ありませんが、「身代わりスマホ」には向いていません。
これと1~24回目の大幅割引によって、駄菓子みたいな価格を実現している
なので今回最適なのは、OCNやIIJmioなどの格安SIMの施策端末です。
条件を満たせば、返却不要で激安です。
今回の予算内だと、Reno7AやRedmi Note11 5G（名前長すぎ）なんか良いですね。スナドラ695 5G＋6GB RAMなので、サブとしてはもったいないくらい。おサイフもついてるので、普通にメインで使えてしまいます。
また、IIJであれば中古も激安で買えます。
iPhone8が1万円だったり、Galaxy S10が2万円だったり。
結構よりどりみどりです。
au版も同じ値段なので、絶対にこちらを選んではいけません。
どちらも回線には定評があるので、普通に乗り換えるもヨシ。合わなかったらまた他のところへ旅立つもヨシ。今お使いの回線を契約して半年以上経っているなら非常に素晴らしい選択肢になるでしょう。
私は残念ながら最近乗り換えたばかり。BLは避けたい。断念。
結論:廉価iPhoneが最強
やはりというか、結局というか、iPhone SEを買うという面白みのない結果になってしまいました。
確かにメイン端末としては少々心細いです。
いくらなんでもバッテリー容量2000mAhは少なすぎますし、ディスプレイも4.7インチは小さすぎる。
でもサブとしては最高の選択なんですよね。
圧倒的コスパ（Antutu60万点で2万円台）
頑強なセキュリティ（推定サポート期間2年以上）
7年間据え置きの洗練されたボディ（ケース、フィルムが潤沢）
このメリットが意味するところは、手間がかからないってことです。
ケースを探し回る手間も、セキュリティを心配する手間もありません。買い替えの心配も、しばらくは無いでしょう。
サブ端末において、これは何よりも重要なことだと思います。
てなわけで身代わりスマホ、もといお風呂専用スマホはiPhone SE２に決定です。しばらくメルカリで出物を狙おうと思います。
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