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【カターレ富山】前監督の術中にまたしても アウェイ ヴァンラーレ八戸 戦 2024 J3リーグ第4節(2024/3/17(日))

ルヴァンカップで劇的な勝利を収め、中3日で迎えるリーグ戦のアウェイ八戸戦。 去年も来たが、八戸の街があまりに好きになったので今年もやってきた。 去年ここで負けたことが昇格に届かなかった理由でもある。 さて、今年はどうなるか。


1 ハイライト

試合のスタッツ

2 スタメン

スタメンは、リーグ戦で見ると、GKが田川から平尾、佐々木陽次に代わり布施谷、碓井に代わりマテウス。

フォーメーションは4−5−1。 並びはゴールキーパーが平尾。 ディフェンスラインは4バック右から、安光、川上、下堂、大迫。 ボランチは末木と坪川、2列目は右に布施谷、真ん中に髙橋馨希、左に吉平、ワントップがマテウス。 サブは、GK田川、DF神山、MF瀬良、伊藤、大山、布瀬谷、FW碓井、松本。

八戸は前節と3人スタメンを入れ替えてきて、柳下と柴田がスタメン。

3 完全に八戸ペースで2点リードを許す

3分、左サイドでFWマテウスが八戸のDF柳下に倒されてフリーキックを得る。 末木が蹴ってゴールに迫る。 試合の入りはボールを支配できて良かった。

しかし、八戸が11分、最初のカウンター。 八戸の左サイドをFW佐藤が駆け上がり、前線で待つオリオラ・サンデーへ。 放たれたシュートは富山のDF川上の足に当たってコースも変わり、あっさりと先制を許してしまった。

その後は、オリオラ・サンデーを狙って蹴ってくる八戸のペース。

25分、マテウスがミドルシュートも相手に当たる。 32分、コーナーキックからのこぼれ球、押し込めばというところだったが、そこに選手がいない。 33分、吉平と大迫で左サイドを崩して中へクロス。坪川のシュートはヒットせず。

その後は、両チームなかなかチャンスが訪れず小康状態で前半を終えようとしていたところ。

前半も終わろうとしていた45+4分、八戸の左サイドからのクロスに合わせようとしたMF永田を坪川が倒してしまい、PKに。

得点を与えてはいけない時間だったが、このPKが決まり、2−0で2点リードを許して前半を終えることになった。

4 ペースをつかめず、決定的なチャンスも作れず

富山は後半開始からMF布施谷に代わりFW碓井。 マテウスとの2トップにして、2列目は右に髙橋馨希、左に吉平として戦況を打開しにきた。

57分、八戸のオリオラ・サンデーが右サイドを上がってダイレクトシュートするが、わずかに枠を外れた。

59分、富山は吉平に代えて伊藤。

68分、右サイドDF安光のクロスにFWマテウスがバックヘッドで流すが、相手GKがキャッチ。

70分、富山はFWマテウスに代わりFW松本、DF大迫に代わりMF大山。

だがその後もなかなか富山はペースをつかめない。 76分、富山はパス交換からFW碓井がシュートするが相手GKがキャッチ。 80分、富山はMF坪川に代わりMF瀬良。 82分、八戸はMF山内に代わりMF山田。

85分、八戸は右サイドからクロスをFW佐藤が頭で合わせるもシュートは枠外。 87分、八戸は佐藤に代わり藤嵜。

富山はどうもうまくパスがつながらず、時間ばかりが過ぎていく。

88分、八戸は前線でのボール奪取からFWオリオラ・サンデーにつなぐがディフェンスが防いでシュートまで行かせず。 アディショナルタイムは5分。 90+4分、八戸はFWオリオラ・サンデーが裏に抜けてGK平尾と1対1になったが、平尾が止める。

結局スコアは動かず、2−0で敗れてしまった。

5 完全に防がれた

リードを許して後半はもっと攻撃的になるのかと思ったが、なかなかそのような形にはなれず、うまくいかないまま時間が過ぎる完全な相手のペースのまま試合は終了した。

ルヴァンカップでの劇的な勝利から中3日のアウェイ。 相手も同じ条件とはいえ、相手は2試合ともホームで、こちらにより疲労があったかもしれない。

同じスタメンだったのは4人。 GK平尾、DF安光、MF布施谷、FWマテウス。 運動量の少ないゴールキーパーはともかく、安光と布施谷はルヴァンカップでは82分まで出場、マテウスに至っては120分フル出場だった。安光はその前のリーグ戦もスタメンだった。

マテウスの調子が良かったのかどうかはわからないが、あえてマテウスをスタメンにする必要があったのか、という疑問はある。 過密日程で、完璧なコンディションで、というのはなかなか難しいだろうが、完全に相手のペースに乗せられ、何もできなかったという印象だ。

6 今節終了時の順位

FC大阪が引き分けて、今治が唯一の4連勝で単独首位。 今治との勝ち点差は9になった。 引き分けたとはいえ、FC大阪も好調だし、沼津も3勝目をあげて好調。 6位の岐阜あたりまでは調子が良さそうだ。

富山は3分1敗で14位。 さすがにそろそろ初勝利が欲しい。

7 出場メンバーについて一言

MVP
なし

SVP(さば的視点MVP)
GK 42 平尾 駿輝
終了間際にオリオラ・サンデーとの1対1を制した飛び出しは見事だった

スタメン

GK 42 平尾 駿輝
同上

DF 25 安光 将作
3試合連続のスタメンで頑張ってはいたが、効果的なパスが少なかった

DF 14 下堂 竜聖
古巣相手、そしてオリオラ・サンデーを体でよく止めていた。

DF 46 川上 優樹
失点に占める彼の責任はそんなに大きくない気がする。

DF 30 大迫 暁
効果的な上がりやパスで貢献しているだけに結果につながってほしい。

MF 17 坪川 潤之
PKを与えた場面は、もう少しやり方があった。

MF 16 末木 裕也
効果的なパス出しができていなかった。

MF 33 髙橋 馨希
変わらず、存在感を見せている。

MF 28 布施谷 翔
有効なプレーを見せられず、前半で交代。

MF 27 吉平 翼
攻撃につなげようとしていたがあまり目立ったプレーはなし。

FW 10 マテウス レイリア
存在感は見せたがゴールは脅かせず。

サブメンバー

MF 6 瀬良 俊太
最後に登場し、能力の高さを見せる。

MF 18 伊藤 拓巳
ルヴァンカップの輝きは見せられなかった。

MF 20 大山 武蔵
右サイドバックに入り、奮闘したが、ゴールには繋げられず。

FW 9 碓井 聖生
後半から出場し、存在感を見せることはできた。

FW 11 松本 孝平
マテウスに代わって出場するも印象的な活躍ができず。

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