終わってみれば順当に天皇杯へ　富山新庄クラブ 対 カターレ富山

天皇杯につながる県サッカー選手権決勝。
無観客で行われたこの試合は、こんな時に限っていい天気だった。

試合の中継は富山県サッカー協会によるYoutube配信。

普段の中継とは異なるが、それでも全くないよりはよかった。
映像も当初はしょっちゅうカメラが切り替わり、見にくかったが、それも徐々に落ち着いていった。

スタメンはほぼリーグ戦のメンバーそのままだったが、怪我をしていた西部が戻ってきてこれは朗報だった。
GK西部、DF戸根、今瀬、柳下、MF花井、安藤、姫野、音泉、椎名、FW高橋、吉平。サブはGK齋藤、DF林堂、MF碓井、佐々木陽次、松岡、末木、戸高、FW松澤。

対する新庄クラブは、元カターレの平野甲斐、森泰次郎、中田大貴、西晃佑の4人がスタメン。

試合は序盤からカターレがボールを持つ展開で、前半10分頃に、花井の裏へのパスに抜け出そうとした高橋と相手GKが交錯。
これがPKとなり、吉平がこれを決めた。
その後もチャンスはあったが、思ったほどチャンスの数は多くなく、前半はそのまま終了。

後半に入ると徐々にカターレの運動量が上回るようになり、後半だけで4得点。
最後は力の差を見せた。

カップ戦ということでいつもとは違うメンバーで来るかと思ったが、監督はいつもどおりのメンバーを選択。リーグ戦を優先して、下手に調子を落とさないことを大事にしたようだった。

内容はそこまで手放しで褒められるものではなかったが、順当にけが人もなく終えることができた。
戸高の活躍や松岡のデビューなど、いい材料もあった。
次のリーグ戦に向けて調子を上げていってほしい。