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今の自分にできること
2023年12月。今からちょうど半年前のことです。
ポコチャでは“最強ライバー決定戦“と呼ばれる「グランドシリーズ」が開催され、私はそのイベントで初代チャピオンの座を獲得しました。
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最終ポイントは絆ボーナス(=ナイト就任数・階段数に応じて獲得ポイントに倍率が加算される仕組み)を合わせて5,000万pt超。
5日間という短いイベント期間の中でナイトに就任してくださったリスナーさんは、455名でした。
この記録がどれだけ尊いものかは、ポコチャを日頃から利用している方ならきっと理解していただけると思います。
自分の記録ながらに、一生かかっても超えられないと感じる。
そんな、幻のような、夢のような5日間でした。
どれだけの意気込みで挑んだイベントだったのかは、当時モダンリーグに参加する際に執筆したnoteを読んでいただけたらと思います。
あの激闘から、早いもので半年が経過しました。
今回のnoteでは、モダンリーグを終えて以降の私の心境の変化や、今現在の配信スタイル、今後の展望について少しお話させていただきます。
ファミリーのみんなには日頃から伝えている内容ではありますが、
ファミリー内外関係なく、日頃から多くのリスナー・ライバーさんに支えられている私にとって、こうして文字に起こして想いの丈を伝えることは怠りたくないのです。
乱文とはなりますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
大切にしてきたもの
現在、私のライバー歴は4年半。
ライバーを始めた当初は27歳だった年齢も、気がつけば今年で32歳を迎えます。
人間としても、一人の女性としても、ライバーとしても…
4年半の月日の中で、多くの出会いと別れを繰り返し、様々な経験から目まぐるしいくらいに心境の変化を感じてきました。
私の存在を以前から知ってくださっている前提でお話すると、最初の3年間はプライベートなんてものはほぼ存在しませんでした。
寝る暇があるなら配信したいと思い、声帯結節が悪化していてもお構いなしで超・長時間配信を続け、
ご飯を作る・買いに行く時間さえも勿体無いと思い、お金で時間を買うように配信でUberを頼むことを恒例の企画にして食事を摂っていました。
1年間の中で友人と出かける予定は5回にも満たず、唯一の楽しみはイベント後のご褒美である一人焼肉。
離れた地元に住む両親にもよく身体を心配され、進みたい想いとは裏腹に、定期的に精神が不安定な状態になることも少なくはありませんでした。
その姿は、側から見たら「配信中毒」。
配信時間制限が導入される以前は、1ヶ月あたりの平均配信時間は220時間超。(今思うとゾッとするような数字です…)
ただ、元々取り柄も無く自己肯定感が低い私にとって、そんな「異常なまでの努力」は「人並みであるための絶対条件」だと思っていました。
私“ごとき“が高い成果(ランク)を望むのならば、人一倍…いや、並外れた努力をしている姿を見せなくてはいけない。
あまりいい響きではありませんが、そんな私のがむしゃらな想いに共感してくれる人は多く、
気が付けば、ガチイベの度に沢山のリスナー・ライバーさんに応援していただけるような枠に成長していくことができました。
「努力は必ず報われるものではない」
こんな言葉をよく耳にします。
そもそも「報われない」というのが「自身が望んだ結果に到達できなかった」ことを指すのならば、初めから高望みはし過ぎなければいい、と思うのが私の性格。
負け戦はしないタイプ、みたいな感じです。
そんな私が、プライドや劣等感を捨て去り4年越しに挑んだ大きな舞台が「モダンリーグ」でした。
前置きが長くなってしまいましたが…
そんな「規格外の努力こそ正義!」というスパルタな私が、今は少し違ったライバー生活を送っていること。
今回一番に触れたいのは、そんな「今の私」についてです。
ここ数ヶ月の1ヶ月あたりの配信時間は約115時間。
ラジオ配信も多いため、通常の顔出し配信だけで換算すると相当少ない時間になっています。
「前と変わってしまった」
「手を抜いてる」
当然そんな言葉を発するリスナーさんはファミリーには居ませんが、
以前の私の配信スタイルを知っている人からしたら、事情を知らないとそう感じてしまう人も0ではないのではないか。
実際、配信というのは「スキル」だけでなく「運」や「タイミング」も本当に重要なので、
自身の配信時間や日数が減少したことで枠に来なくなってしまったリスナーさんも多くいらっしゃいます。
だからこそ、私は今回このnoteを書くことに決めたのです。
私が今していること、直面していることを、お話できる範囲で伝えさせてください。
自分の殻を破る決意
4年半という長いライバー生活。
同時期にデビューしたライバーさんの多くは、卒業やプラットフォームの移動、事務所設立など、それぞれの新たな道を進んでいきました。
私自身も「辞める時はなるべくいい形で」なんて理想だけはずっと描いていて、そのタイミングを見計らうように2年、3年…と周年を迎えてきました。
正直、モダンリーグの功績はそれで言う“いいタイミング“だったのかもしれません。
過去に応援してくださっていたリスナーさん達もみんな駆けつけてくれて、結果にも繋がった。
大切にしてきた人や、価値観…全てのピースが揃ったイベントだったからこそ、「もうこれ以上の景色は無いだろう」とまで感じました。
ただ、私は心からライブ配信を愛しています。
そして、リスナーさんも私の配信を愛してくれています。
その深い絆の中に「終わり」という選択肢はなく、自然とまた新たな一歩を踏み出していました。
今年に入ってから、私は「ライバー:さあやん」としてでは無い活動にも精力を注いでいます。
日頃から私のSNSを見てくださっている方はご存知かと思いますが、
元々大好きだった美容やコスメのコンテンツをメインとしたTikTokアカウントを運用しているのです。
TikTokと言えば、現在はポコチャからの移籍や掛け持ちでTikTokライブをされているライバーさんが多いかと思いますが、
私は「さあやん」という名前や「ライバーをしている」というバックグラウンドは一切伏せて活動をしています。
世でいう“インフルエンサー“や“動画クリエイター“という職業に0から挑戦していく様は、
4年半前に、配信ボタンを押したあの瞬間から今までのプロセスに近いものがあって、日々ワクワクしながら精一杯取り組んでいるところです。
ありがたいことに、現在は日々多くのクライアント様からお仕事のご連絡をいただけるようになり、
まだまだ駆け出しではあるものの、勉強しながら頑張っています。
この活動をスタートした理由は沢山あるのですが、ここを掘り下げてしまうととてつもなく長いnoteになってしまうので、それはまた別のnoteでお話させていただきます…!
ただ、一番の理由は「リスナーさんと新たな景色を見に行くため」。
マンスリーバッジを毎月獲得し、S6ランクをキープしながら、インフルエンサーとしても活動していく
そんな夢のようなことを0からやり遂げようとしていて、
今居てくれているリスナーさん達も、私を信じて全力で寄り添い、応援してくださっています。
元々は兼業ライバーだったからこそ、掛け持ちで仕事をすることの大変さはよく理解していますが、またそのフィールドで戦っている真っ最中。
相対的に配信時間は減ってしまっていますが、仕事としての稼働時間は変わっておらず、
むしろ慣れないことばかりで学ばなきゃいけないことの方が多いので、葛藤も多いです。
自分の人生を丸ごと愛したい
なぜ、配信の成果に直接結びつかないような活動にわざわざ労力を使うのか?
これには、大きなキッカケがありました。
以前よりも配信外でのプライベート時間を大切にするようになってから「ライバーをしていない時の自分」には何もないのだということに気付かされたのです。
コロナ禍から世間が落ち着きを取り戻し、ポコチャのイベントでもオフラインで集まる機会が増え、
様々な分野で活躍されている人や旧友と食事に行く機会などもあり…
スマホの画面から飛び出し「さあやん」ではなく「さあや」として過ごす時間が増えていく中一方で、
ファミリーという「私に自信をくれる存在」から離れた瞬間に、「自分のことを好きになれない自分」が大きく前に出てきてしまう。
“私、何も変わってないな。“
そんな私も、今年でもう32歳を迎えます。世間から見たら、立派な大人。
一人の女性としても、自分で自分を認めて愛してあげられるように。
努力の先で見られたあの景色を、もう一度見ようと決意した瞬間でした。
私が今頑張っている外部での活動は、一見するとライブ配信には全く関係のないことに見えます。
でも、もがきながらも成長し、変化していく様は、きっとライブ配信の世界で出会えた「誰か」の勇気になれるのではないか、とも感じています。
ライブ配信「だけ」を頑張るフェーズはもう充分に経験しました。
青天井の世界で上を仰ぎ続けるのではなく、自分のことを丸ごと愛せるように、広く深く人生を楽しむ。
そんな私に価値を感じ、みんなにも丸ごと愛してもらえたら幸せです。
最後に
もっとお話したいことは沢山あるのですが、既に4,000文字を超えそうなのでまとめに入ります。
(ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!)
ありがたいことに、これまで私の配信スタイルを見て「私も上に行きたいから頑張る!」と真似してくれたライバーさんが沢山いらっしゃいました。
何か言葉を発信した時には「憧れている」「いつも元気を貰っている」などと、本当に嬉しいメッセージをいただくこともあり、その度に私が背中を押されてきました。
これは勝手な使命感のようなものなのですが、
私は何かアクションを起こす時には、リスナーさんだけでなく、いつも私の活動を見守ってくれているライバーさんにも気持ちを伝えたいと思っています。
これまで何度も、イベントで激戦の時や私が躓いた時に沢山のライバーさんに手を引いていただいたからこそ、
私の考えや歩いている道筋はオープンにしていきたい。
次に歩く人が躓かないように、一歩先を道を耕しながら歩きたい。
綺麗事ではなく、そんな気持ちで日々Xなども発信させていただいています。
現在、私の周りにはママライバー、兼業ライバー、そもそも続けるか悩んでいる人…様々な境遇で戦い、頑張っている人が沢山います。
中には、順調に見えても「ライバーのその先」に不安を感じながら過ごしている人もいます。
目指す形はそれぞれ違えど、
「ライバーしか生き甲斐がなかった私」が新しい道筋を作ることで、誰かの希望になれたら嬉しいな、と思っています。
ライバー単体で見た時には、前よりも目立たず少し格好悪い姿かもしれませんが、決して私はライバーを辞めません。
いつも応援してくれているリスナーさんのことを置いていくこともしません。
私が切り開く道は、みんなで歩くための道であれるように。
これからも、一歩一歩大切に踏みしめていくので、傍で道が逸れないように見守っていってくださると嬉しいです。
最後の最後になりますが、ここが今回一番にお伝えしたかったことです。
私さあやんは、本日から久しぶりにガチイベに参加させていただきます。
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これまでの私のスタイルだと、イベントへの参加は3・6・9・12月の年4回のみでしたが、
モダンリーグで大きな応援をしていただいたことやクリエイター活動の多忙化もあり、3月のガチイベは見送り、マンスリーバッジのみを意識して配信を行ってきました。
昨年エントリーしたガチイベはオリ曲やMVなど、ハイレベルな楽曲イベントがメイン。
年4回のお祭りだからこそ、その一つひとつのボリュームの大きさに拘ってエントリーしていました。
ただ、現状はこれまでとは違います。
クリエイターとしてのお仕事が中7日以上空くことはなく、ガチイベへの参加は到底無理な状況。
そこで、ここ数ヶ月は、ゲリラ的に「まぼろしプロフ」や「ポコリン」などの短期決戦イベントに参加したりしていました。
そして迎えた6月。
リスナーさんからは「オリ曲とか出ないの?」という声も上がりましたが、やはりスケジュール的に厳しいものがあり、
今月もガチイベを見送ろうとしていたタイミングで出会ったのがこのイベントでした。
楽曲イベに比べるとプライズの規模や派手さは小さいかもしれませんが、今の自分を写真集として残すことができる素敵なイベントです。
(しかも、先日公開された私のMVの衣装にそっくりな色合いで運命を感じてしましました…!)
ただ、悔しいことにこのイベント期間も仕事が立て続けにあります。
何なら、真っ只中の6/20は終日予定が埋まっており、イベント期間に配信が一切できない日があるという異例の事態まで発生しています。
嬉しい悲鳴ながら、いざイベント!ともなると「イベントガチ勢」の私としてはモヤモヤする気持ちがあるのも本音です。
今できる100%は出し尽くすけど、みんなにとって100%には見えない。
きっと、ママライバーや兼業ライバーの方もこの気持ちといつも戦っているんです。
“こんな状況でイベントに出るのが本当に正解なのか?“
私の心の中に過った気持ちです。
ただ、そんな気持ちはすぐにリスナーさんが取っ払ってくれました。
きっとこの先、暇になることはないのだから。
9月の誕生月も近いし、練習だと思って頑張ってみよう
リスナーさんがくれた言葉は、あくまで「両立」を肯定し、支えようとする前向きな言葉でした。
後ろを向いていたのは私だけで、とっくにみんなは前を向いてくれている。
周りからの見え方も出せる結果も違うだろうけど、
やっぱり私は「自分史上最高」を超え続けたいから。
「兼業で出来る精一杯の私」を見に来てくださると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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本日から7日間、企画盛りだくさんで枠でお待ちしております。
さあやん
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