「問題ないですね」それ本当?

お久しぶりです。さーやです。
最近転職活動をしていたのですが無事終えまして、三月から新しいお仕事をすることが決定し、胸を高鳴らせています。(鳩ぐらい。)


ちなみに接客業をずーーーっとしていたのです。六年ぐらい。
耳が片方聴こえないから接客業が難しいなんて当時は考えていなかったし、天職だなと感じていたのでポテンシャル自体はあると思う。

ただ、体が気持ちと比例するようにうまく機能するかは別の話で。
いくら私自身が‘‘聞きたい‘‘‘‘声を拾いたい‘‘と願っていても雑音の中では耳は正常に機能しないし、できないものはできない。
想像してみてほしい。ふいに「ちょっとおねーーさん!!生ビール!!」と呼ばれてもレストランの土曜日、真昼間、ピークタイムという接客の神様もお手上げ状態になった状態で反応できるとおもう?ムリゲー。

でもね、そこは培った愛嬌とポンコツ具合を笑いに昇華するという才能を存分に生かして「無視された?!」というクレームに遭遇することはなかった。仕事だからできませんは通用しない。
そんな日常に少しずつ着実に疲労とストレスに埋もれていく自分もいた。

その時に上司から「できる限りの努力はしてほしい」といわれ補聴器をつけ始めたのがキッカケだったりする。

そして補聴器をつけて初めての感想は「うるさい」だった。

世間のみんなはこんなうるさい世界で生きてんの?尊敬。ま、別につけなくてもいいかもとも思ったけど、仕事しだしたら逆でした。

あ、集中しなくても聞き取れる。気配が分かる。いつも耳元でざわついてるから寂しくない。

そういう一つ一つが孤独感から救ってくれるような気がしてとても嬉しかった。もう少し早く出会いたかったな。

そう、そんな六年でした。ちゃんと数えたらもう少しあるかな。接客業好きだし、レストラン好きだから仕事中にスキップとかしてた。そんな私が飲食の接客業を離れて次はコールレディになります。(あ、同じ接客じゃんという異論は受けつけるよ。)
寂しいな出来るかな。


「問題ありません」それ本当?

そう、それでね、思ったことがあって今ここで書いてるんですけど片耳難聴の皆さん、「片耳聞こえないけどこうして会話もできているし問題ないですね」ってすっごおおおおおおい言われません?

いつもそれでいや!そんなことないです!地味に困ってます!って叫びたくなるんですよ。
今回転職活動する上で大切なのは良い印象なのはわかっているし、マイナスはなるべく言いたくない。でもね、片耳難聴であることがマイナスだとは思いたくない。でもそういう会話をするたびマイナスなのか。と突きつけられるような気がして喉がウィンウィンする。私に叫ばせて。

こまってるよーーーーーーー!!!!!

この場面は病院の健康診断でもそうだった。

他人から見てコミュニケーションが取れない状態と認識するのはきっとホントに聞こえなくなったとき。だと察する。

だから看護師さんも問題ないという表現の仕方するし、確かに問題はない部分もあるんだろう。でもね、日常生活に支障がないかといわれたらあるし困っているし、リスク、ストレス、孤独感を抱えながら暮らしているんだよと言っても伝わらないんだなぁと思う。

リスクについてはまた取り上げようと思うけど。


地味なんだよね。伝わらない。
体のなければならない部位が片方機能していない状態で問題はない。というととっても空しくなるので間の言葉が生まれないかなと密かに思っています。
問題ない
@@@@@←ここ。
問題あり

体のことだから自分が一番よくわかっているからさ。

もっといえば「コミュニケーションはたまに意思疎通が難しい時があります!聞き返すことがあります!愛想笑いは得意です!愛嬌はあります!とても元気です!」ぐらい言ったらダメかな。

結局、それぐらいね心と体をどれくらい嘘をつかずに誤魔化さず上手く伝えられるかが大事だと思う。嘘ついても意味ないし、大事なのは相性だから。

そんなことを考える機会が多い一週間でした。

これについてもし意見感想あったらツイッターにリプください。

さ、うまくまとまったか分からないけど、新しい仕事がんばろー♪





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