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桃を煮るひと

もう梅雨明け宣言しちゃおうか!と気象庁の人が話して(そうな気がす)るくらい暑い今日。梅雨の定義がちゃんとあることはわかっているけど、どう見たって夏空。おっととっと夏だぜ(EE Jump)。気分は梅雨明け宣言。俵万智さんだったら「あなたが梅雨明け宣言したから今日は梅雨明け記念日」って言ってくれるだろう。くれないか。

陽射しが眩し過ぎて目を細めながら「サングラス持ってくれば良かったー」と思う。僕はサングラスをいつも忘れてしまう。外出してからその存在を思い出すものランキングで1位を独走しているサングラス。そんな、数年前に妻からプレゼントでもらった僕のレイバンのサングラスは今もケースの中で出番を待っている。今年こそ連れ出そうと強く思う。

そんなこんなで、今週も子どもと散歩。暑い暑いと言いながら、ガリガリ君を食べたり紫陽花の写真を撮ったり一応季節っぽいことをした。

中央の消化器を引き立たせている紫陽花

本屋に行って、くどうれいんさんの「桃を煮るひと」を購入。本は図書館で借りることが多いけど、好きな作家の本は買って家の本棚に奉っておきたい。

桃を煮るひと / くどうれいん著

著者の「わたしを空腹にしないほうがいい」や「うたうおばけ」のユーモア溢れるエッセイが大好きで、たまに読んで一人でニヤニヤしている。
今回の「桃を煮るひと」も期待通り面白くて、帰りの電車の中で読み始めてからずっと顔が緩んでいた。周りの乗客の人にとってはさぞ気味が悪いことだったでしょう。
ウメシバの回を読んでウメシバが食べたくなり、「ウメシバ買うから!」と子どもに行ってコンビニに寄って買った。自分の親からいきなり「ウメシバ買うから!」と言われた子どもは不安な気持ちになっただろう。すまん。
久しぶりに食べたウメシバは記憶のイメージより赤くて、硬かった。そうだよこんな感じだったよねと思いながら、カリカリ噛み砕きながら食べた。酸っぱくて一度には食べられなくて「すっぱー!」と言いながら少しずつ食べた。子どもはハイチュウを買っていた。

そんな日。
また書こう。

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