KIS-MY-WORLD 09/17(3/3)~アンコールの舞祭組バンドに歓喜した話&総括

ようやく完結編。アンコール・ダブルアンコールの話と、総括的な感想。

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【Kis-My-World 15/09/17 東京ドーム】とにかくかっこよかったのでDouble Upの感想だけ書きました(取り急ぎ)

本編終わって、アンコール。ここで、3塁側で良かった!と歓喜。何せ、ベースは下手側!やったね!

バンドアレンジによる「やっちゃった!!」は、舞祭組自らによる演奏。わたし大歓喜。

各自がサウンドチェック的に最初になんとなく弾いてるのがめちゃくちゃ良かった。二階堂さん、「俺のケツ!」を何度も弾いてたな。白いベースかっこいい。ベースが弾ける男はかっこいい。ロックバンドはベースが一番かっこいいと相場が決まっている(過激派)。

最初は、ちょっぴり危なっかしかった。空中分解しかけていて、千賀くんが入りをきちんと歌えないという事故も起こった(ちゃんと入れなくて悔しかっただろうな…)。だけどその後と、特に各自のソロパートはとても良かった。名前は、パートとフルネームで横尾さんが紹介。

まずはドラム、宮田俊哉!物凄く練習したんだろうな。堅実に叩いてるのがわかりました。続いてベース、二階堂高嗣!スラップやると思わなかった!かっこよかったよ絶対あそこで何人か落としたよ(後から知ったんだけど、二階堂さんのベースはスラップ向きのものらしい、何それたまらない)。キーボード、千賀健永!単純なフレーズではあるんだけど、こちらもすごく丁寧でした。最後のグリッサンド、あれ意外と難しいんだけれど、きっちりキマっていた。ラストはギター、「俺!」(師匠!って千賀くんが言ってくれてたね)こちらも一つ一つの音を慎重に、丁寧に鳴らしていた印象でした。

それほど難しいアレンジをするわけでも、複雑なソロをするわけでもない。普段バンドのライブ慣れしているので、音だけ聴くと本当に荒削りで急ごしらえな感じは否めなかった(ごめんね)。それでも、一生懸命練習したんだろうなっていうのは、音を聴けば分かる。それだけで十分だよね。東京ドームでバンドでライブするなんて経験、BUMP OF CHICKENクラスにならなきゃできないことだ。すごく貴重な経験になったんじゃないかなと思うし、ぜひ継続してやってほしい。

それから個人的には、ヘッドセットのマイクでギター弾いたりベースしたりするのって新鮮だった。スタンドマイクがよかったな、というのは、わたしのわがままだ。まあ、動くからしょうがないか。最後、二階堂さんと横尾さんが向かい合ってベースとギター弾いてたのがとても良かった。

バンドって、「モテたい!」的な理由で始める人が多いものだ。「ぶさいく」というグループ名を付けられた彼らが行うパフォーマンスとしては、実はドンピシャなのかもしれない。だけど、わたしは彼らが決して「不細工」じゃないことを知っている。だから次に彼らの演奏を聴くことがあるなら、その時はスーツではなくて思い切りかっこつけた姿が見てみたい。あーー好きだなあ。

アンコール2曲目は「Thank Youじゃん!」。ここでまた!真下に!二階堂さんが!!ちょこっと表情が見えたけど、楽しそうで何よりでした(小並感)。安井くんをはじめとする見学席の面々に絡みに行ったところはよく見えなかった。残念。他には…「やっちゃった!!」で燃え尽きていたので、「真下で二階堂さんが楽しそうに踊っていました」くらいしか覚えていない(残念すぎる)。

ダブルアンコール。「光のシグナル」「アイノビート」「Shake it Up」はどれも好きな曲ではあるんだけど、「これやっとけば盛り上がるんだろ」感があったようななかったような。とういかアイノビからのシェケをお手振り曲にするのは勿体無いだろう、と言いたい…。メンバーはトロッコで会場内を回っていて。一番近くまで来てくれたのは宮田くんとお玉さん(と二階堂さん)。宮田くんに手を振ってもらったような気がするよ!(プラス思考)近くに来たトロッコには宮・玉・二の3人が乗っていたんだけど、宮玉がずっとこっちを向いてくれていた分、二階堂さんはずっと背中しか見えなかった。お玉さんは近く(という程近くでもないんですけどね)で見ても非常に綺麗だったし、宮田くんもずーっとニコニコしてくれていて、この2人は本当に目の保養だったんだけれど、あの距離で二階堂さんをしっかり見たかったなぁ。たまには向きを変えてほしかった(わがまま)。この辺りでようやく気づき始めたけど、3塁側、驚くほど千賀さんが来なかった。妹が悲しんでました。

てっきりやらないのかと思った「キミとのキセキ」もダブルアンコールで披露。そこかしこでいろんなメンバーが「踊れ~!」って叫んでてすごい面白かった(笑)。余談ですが当方、何回見てもスロー再生しても正しい動きが分からないダンス音痴です。助けてくれ~~~。

最後は「Kis-My-Calling」。ドーム一杯の観客が、メンバーの名前をこれでもかってくらい大声で呼ぶことが許されている、とても素敵な楽曲(洗脳済み)。これを生で見たかった一番の理由は、「\にっかちゃんだよー/」のところの二階堂さんをちゃんと見たかったというただそれだけ。だってDVDだと引きの映像に変わってしまってたりするんだもの。可愛らしい動きに合わせて全力で「\にっかちゃんだよー/」できたので、とても満足。ニカちゃんって呼ぶことほとんどないけど、満足。「\二階堂さんだよー/」じゃあまりにも語呂が悪い。大団円感があって楽しかったです。

歌が終わってメンバーが1人、また1人と扉の向こう側へと帰っていく。このタイミングで、「ああそうだわ、そういや最初に扉開けたわ」「鏡の世界だったわ」とようやく思い出す。意外にも、最後までステージ上にいたのは千賀さん。最後に言い残したのは…「ゲッツ」。またそれかい、と思ったけれど可愛かったので許そう。

1日しか見ていないこのコンサートへの物凄く正直な感想としては、「へぇ、こんなもんか」。当然、メンバーやスタッフさんは一生懸命作ったんだろう。それに対してこんな感想を抱くのは失礼だと承知の上で書いている。だけど、これが一番正直な感想。その理由としては、せっかくオープニングで「鏡の世界」Kis-My-World、という設定を作り上げたのに、それをあまり活かせていないと感じたから。オープニングでその世界観を聞いた時に、ファンタジー厨な自分としては大歓喜だったんだけれども、その設定は最後、メンバーが扉の向こうに帰っていくその瞬間まですっかり忘れていた。ソロダンスは万華鏡みたいで、そこはちょっと「鏡の世界」なのかなと思ったけれど、もっとがっつりファンタジー要素やストーリー要素を持たせても良かったんじゃないかと思った。なんとなく、全体としてのまとまりには欠けていたかなぁと。単純に個人の趣味で言えば、ジャンクションが好きだからもっと映像を使っても良かったと思ったり。

ただ、個々の演出は非常に良かったと思う。歳上の男性に「かわいい」「かわいい」を連発しても許されるのは素晴らしいことだと思うし、今回はそれだけでなく「かっこいい」を与えてくれたことに感謝している(主に「Double Up」)。それからもう一つ(これはわたしがキスマイのコンサートを初めて見に行ったから思ったのかもしれないけれど)、ローラースケートのスピード感って素晴らしいなと。見ていてとても気持ちよかった。外周を全力で走るアイドルも好きなんだけど、涼しい顔してローラーですいすい滑っていくキスマイ、思った以上にかっこよかった。同じ外周でも走ってくるのとローラーで来るのとではまた雰囲気が違っていて、2度美味しかったりなんかして。本当面白かったです。

辛口なことも書いたけれど、上記の通り、個々の楽曲もメンバーもテレビで見るよりライブの方が全然良かった(知ってた)。特に二階堂さん。だから満足か満足じゃないかと言われたら、圧倒的に満足。名古屋も行きたかったし、多分休みを取ろうと思えば取れないことはなかった(何なら今からでも体調不良を起こせば強行突破は可能かも?)けれど、もしかしたら年明けに舞祭組のツアーがあるんじゃないかという可能性にかけて、今回の名古屋は見送り。

「AAO」やそのカップリング曲をやるのかな、千賀さんはちゃんと「おかえり」って言ってもらえるのかな、など気になることはたくさんあるけれど、TLに流れてくるレポを楽しみに待とうと思う。

そういや、今回、座席の都合で大画面の映像がほとんど見えなかったのは残念の極みでしかない(笑)。その分映像化も楽しみだ。誕生日サプライズ、特典映像に入れてくれるといいなー。


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