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UPWARD INSIGHTプレビューリリース

こんにちは。UPWARD CTOの門畑です。本日、UPWARDの新プロダクトとしてAIを搭載したUPWARD INSIGHTのプレビューリリースを発表します。本noteにおいては開発に至った背景と機能概要についてご紹介します。


コンセプト

以前、ブログに投稿しましたが、営業活動をデータベースに記録していないもしくは一部しか記録していない企業は69%であり、多くの企業でデータに基づいた営業活動を実施できていません。まずは営業活動を記録して活動を可視化することが重要です。

また、営業活動においては限られたリソースを適切な顧客接点チャネル(訪問、電話、Web会議等)で、活動すべき売上ポテンシャルの高い顧客に割り振れているかを、個々の営業担当が確認して活動できているのが理想です。
馴染みのある「行きやすい先」に行くのではなく「行くべき先」へ、戦略的な訪問活動の実現に向けて、蓄積したデータから次にすべきアクションを提示し、より付加価値の高い創造的な業務を実施していただくことをコンセプトとしたUPWARD INSIGHTを開発しました (図1) 。

図1. UPWARD INSIGHTコンセプト

概要

UPWARD INSIGHTは売上実績等のCRM情報、活動実績に加えて、エンドユーザの地理情報や属性情報に基づいたAI/機械学習による分析を通してポテンシャル顧客を見出します。営業担当の活動を可視化し、次のアクションとしてどの顧客にどのような顧客接点チャネルを用いてアプローチをすべきかを提示します (図2)。

図2. AI /機械学習によるポテンシャル顧客の推奨提示

プロダクトの特徴は個々の営業担当ごとに「活動状況」並びに「次のアクション」が異なったみえかたになるところになります。また最も重要な情報にフォーカスし、ダッシュボードに表示する情報を最小限に抑えているところです (図3) 。具体的には、日々報告(データ登録)ができているか、営業リソースの適正化が計れているか、目標としている売上金額と現状のGAPはどの程度か、について次のアクション提示と根拠となる現状を可視化します。さらに活動すべき顧客をリスト表示します。

図3. ダッシュボード

営業マネージャーがダッシュボードを見て営業担当に指示、もしくは個々の営業担当が独自のダッシュボードを構築しデータを正しく網羅的に理解し、アクションにつなげるのは、かなり高い分析スキルが求められます。加えて個々の営業担当ごとに属人化し活動量・質のばらつきが発生します。

営業担当ごとに個別最適された活動状況・次のアクションを標準化された分かりやすいUIで示すことで、UPWARD INSIGHTを使えば営業マネージャーを介さず営業担当が何を次にアクションすれば良いかわかるようになります。

目標設定

UPWARD INSIGHTでは目標値と実績の乖離を比較・評価します。そのために、過去の活動実績と年間の売り上げ目標からAIによる分析を通して、報告数、活動量の目標値を自動設定することが可能です。

訪問リスト

訪問することで売り上げが上がる顧客をリスト形式で表示します。訪問リストは、最終購入日からの日数、購入頻度、購入金額と営業活動の結果としての未訪問/未活動日数、エンドユーザの属性情報のパラメータから推奨順にリストを表示します。さらに、UPWARD AGENT /UPWARD MAPにUPWARD INSIGHT用の地図を描画することが可能です (図4) 。

図4. UPWARD INSIGHTによる地図描画

さいごに

UPWARD INSIGHTはプレビューリリース版であるため、限られたお客様のみに一定期間の無償トライアル期間を設けたいと考えております。ご利用になりたいお客様は担当の営業もしくはカスタマーサクセス担当にご連絡ください。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。
つながり申請もお待ちしております。
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