リーダーになる人の素質とはどんなものがあるだろうか。

結論から言うと「耳を傾け続ける」ことに長けた人である。

リーダーに求められるもの、それは判断力だ。その場その場の状況に応じて、数手先を読んだ判断をする。的確な判断をするには、1人で悩んで考えていても良い判断は下せない。三人寄れば文殊の知恵と言うが、色んな意見を色んな角度から傾聴しないと、物事の本質は見えてこない。

つまり良い判断をするには、他人の意見に耳を傾け続けることが求められる。

自分の主観だけで物事を進めてはいけない。最後は結局主観で判断することにはなるが、それには判断の材料が必要だ。その材料集めが傾聴である。

これまでのリーダー像は、「おれについてこい!おれが全てを決めてお前らを引っ張る!」みたいな雰囲気だろう。

しかしこれは一昔前の考え方である。いまのリーダーに求められるものが変わってきたのだ。価値観が多様化し、モノの見方も一辺倒ではなくなってきた。ライフスタイルも、スタイルも、神を信じるかどうかも、男性女性という概念さえ、いまでは多様化しているのだ。

この目まぐるしい変化の時代だからこそ、リーダーには本質を見抜く力が必要であり、その力はたくさんの声を聞くことで養われる。


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