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塵も積もれば山となるから、ちゃんと吐き出そう。

私は、不安とか不満とかいろんなことをいっぱい自分の中に溜め込んでしまう人で。

Jさんからも「あんた、ちりつも(塵も積もれば山となる)やからな〜」と言われるぐらい、”ちりつも女”なんだけど。("ちりつも女"という、面白おかしいあだ名を自分で付けてちょっと気持ちが楽になったところはある😂)


最近、やっと私がそんな”ちりつも女”になった理由がわかった。

理由その1:自分の中で感情とか気持ちがまとまっていないから話したらだめだと思っていた。

私の完璧主義思考がこんなところにまで登場していて。自分のグチャグチャした感情を見せたくないというか。要はスマートでいたいのね。だからこそ、自分の中でちゃんと気持ちの整理をつけて、まとまった綺麗な状態(自己完結させた状態)で話さなきゃ、となっちゃう。

そうしないと、相手に私の言いたいことが伝わらないと思っていたし、そうしないと非効率的じゃない?言っても意味なくない?と思っていた。

理由その2:相手に誤解されることを恐れていたから。

まとまりのない、自分のグチャグチャした感情を見せて、「さきちゃんってこんな人だったんだ」って思われるのが嫌だった。

そして、そういう感情を不意に見せてしまった時、「私は悪い子じゃないんだよ!優しい一面もあるんだよ!」と弁解したくなっていた。だからこそ、ひたすらに罪悪感が湧いてくる。「ああ、あんなこと言わなきゃよかった」「〇〇さん何て思ったかな・・・」って。

自分の見られ方を異様に気にしていたんだよね。

理由その3:そもそも、”ちりつも”になっていることに気づいていなかった。

そっからかい!という感じだけど。本当にそうで。ボーンと爆発した時にやっと「あ、自分溜め込んでたんや」と気づく。

イラッとしたことや、悲しい、辛い、しんどい、羨ましい、疲れた、そういった感情を押さえ込んでいた。そういう感情を感じては「いけない、いけない。こんなこと思っちゃいけない」と自分に言い聞かせて、蓋をしていた。

それは、「いい子でいなきゃ」という呪縛に囚われていたのと、感情を善悪で分別していたから。

そしてこれらの何が怖いかって、自分がこの3つの理由に縛られていたからこそ、他人が不安や不満を口に出していることが許せなかった。そんな姿をみると、すごく腹が立っていたのだ。

よくいう、自分に課しているルールを他人が破ると怒りになるというあれ。

もっと自分と向き合ってまとまってから話してや!とか。なんでそんなこと言うん?もっとポジティブにいようや!とか。

そして、「さきちゃんってこんな人やったんや」と思われるのを恐れていた私は、他人が不安や不満を口に出している時に「この人ってこんな人やったんや」と誤解し、決めつけ、まさに自分がされて嫌なことをしていたのだ。。

でも最近、やっとその3つの呪縛から、解き放たれつつあって。

私が最近になってできるようになったこと↓

①自分が感じている感情にちゃんと気づけるようになった。

幸せ!楽しい!ルンルン♪とか、逆に、疲れた!休みたい!とか、他人に対しての羨ましい!とか。なんでもいいけど、とにかく自分の感情をその時々で、客観視できるようになった。

これは、ポジウィルキャリアの自己受容ワークでできるようになったことかな。毎日自分が感じたことを、後からでもいいので振り返って記録する。それを繰り返していると、感情を感じるセンサーみたいなものが自動で反応するようになった。「あ!今イラッとしてるな。」とか。

②他人からどう思われるかということを前より気にしなくなった。

これも自己受容によって、自信がついた!自己肯定感が高くなった!というところが大きい。それによって、「わかってくれている人はいる」と思えるようになり、それとは逆に、ある一面だけをみて、「さきちゃんはこんな人だ」と誤解し、決めつけてくる人がいたら、それは深く関わる人じゃないと割り切ることができるようになった。

いい子で在らなくてもいいんだ!と思えた。そんな自分も人間らしくていいじゃない!と思えるようになった。

そう思えるようになってから、他人のことも色眼鏡で見ないようになった。たまに愚痴を吐いたり、不安を話したりする様も「そういう時もあるよねー」と思えるようになったし、それだけで「この人はこういう人なんだな」と勝手に誤解して、勝手に決めつける、なんてことは少なくなった。

③まとまってなくても、答えがわかっていなくても、吐き出してみるということができるようになった。

これは、ある意味、自分の周りの人をより信じたからこそできたことだと思う。

大事な話は「まとまってないんやけど、不安やからいうね」とか「どうしたらいいかとか自分でもよくわからへんねんけど、それでも話したいと思ったから話した」とか、そういう前置きをして話したり。

小さい話だったら「ねぇー聞いてー!」「今、こうこうこうで、めっちゃキレそうだった!笑」とただ思ったことを口に出してみたり。

こういう答えが欲しいというのがわかってる時には「大丈夫ってただ言って欲しいだけなんやけど、聞いてくれる?」と先に言ってほしい答えを伝えて、言ってもらったり。

そうやって小出しにしてみることで、すごく気が楽になった。そして、それを普通に嫌な顔せず受け入れてくれる周りの人に、より感謝の気持ちが湧いて、大切にしなきゃ!!!と思える。

・自分の感情とちゃんと向き合うこと
・ネガティブなことだけじゃなくてポジティブなことにも目を向けること
・吐き出す人をちゃんと選ぶこと
・そして聞いてくれたことに感謝すること

これらさえ気をつけていれば、たまには愚痴を吐いたって、不安を吐き出したって、いいと思う。というか、吐き出してしまえばいい。

まとまっていなくても、グチャグチャでも、自分でもよくわかんなくても、言ったって変わらなくても、吐き出すことによって、何か答えが出ることもあるかもしれない。実は考えなくてもいいことかもしれない。

とにかく、自分の中でグルグルと溜め込まずに、山になる前に、塵の状態で小出しに消化していこう。(私も”ちりつも女”を卒業できるように頑張ります!😂)

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