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自分の感じたことに不正解なんかない

最近、「あ、今私嬉しいなって思ってる」とか「今ちょっとイラってしたな」とか、そうやって自分の感情を客観視することが無意識的にできるようになってきて、その中で、すごく私の中で活きているパワーワードがあるのでシェアをしたいと思う😌

「自分の中に湧いてきた感情に善悪をつけない」

これは、ポジウィルキャリアでトレーナーの宮田さんに頂いた言葉で、最近この言葉が私にとってすごくパワーワードだなと感じている。感情を客観視している時に、ふと、この言葉が私の脳内に現れてくれるのだ。

私は自分が感じた感情を「正しい」か「正しくない」か「いいもの」か「悪いもの」かという視点でみてしまう癖があって、自分の感情に無理矢理蓋をしてしまうことが多い。

こういう人って実は多いと思っていて。
例えば、他人のキラキラしたSNS投稿を見て「いいなぁ」と嫉妬してしまったり、友達に彼氏が出来たとか結婚したとかそういう幸せ報告にモヤっとしてしまったり、そういった自分に気づいたとして。「あかんあかん。こんなこと思ったらだめだ」とか「他人の幸せを喜べないなんてよくない」とか。これって結構多くの人が感じていることなんじゃないかなと思う。

私も実際その一人で。他人と自分を比べて、他人に嫉妬して、嫉妬する自分に嫌気が差して。負のループの繰り返しになってしまうことも多々。

そこで!このパワーワードを登場させるのだ!

「自分の中に湧いてくる感情に善悪をつけない」

感情っていうものはそもそも湧いてくるもの。それをコントロールすることなんかできない。感情コントロールが大事ってよくいうけど、感情は絶対に湧いてきていて、ただそれを表に出すか出さないかというだけのことで、感情自体を止めることはできないのだ。
そして感情に善悪なんてものは決して存在しない。どんな感情も自分が感じた、いわば自分の一部。だからその感情に良い悪いもないし、正しいとか間違ってるとかそういうのもない。

だから、他人に嫉妬してしまう感情とか、他人の幸せにモヤモヤしてしまう感情とか、全然悪くない。いいんだよ感じても。だからその感情が湧いてきたことをちゃんと受け入れてあげた方がいい。それが自分の中で負の感情であればあるほど、受け入れたくないこともあると思うけど、「なんか嫌だな」とかそういうのは存分に感じきって受け入れてあげよう。そもそも感情って自分だけにしかわからないから、それを自分が受け入れないで誰が受け入れるんだ!って感じだしね。

そしてその感情の裏に、自分が本当はしたいこととか願望とか好き嫌いとか、そういった自分らしさというものが隠れている。あとは、認知の歪みとか思考の癖も隠れてたりする。それに気づけば、自己嫌悪の負のループを断つ方法が見えてくる。ある種、感情って自分を救うためのサインなのかもしれない。

最近気づいたことがあって。例えば、友達に最近彼氏ができたとかそういう幸せ報告にモヤっとしてしまったとき。「彼氏がいる=愛されている=価値がある人」っていう結びつきが私の中にあって、つまり最近彼氏ができたあの子は「人に愛される価値がある人」で、自分はその逆という、謎のネガティブ方程式が頭の奥底で出来上がってるんだと気づいた(笑)そしてこれは恋愛の話に限らず、いろんな場面でそういった思考の癖が私にはあったみたい。他人と比べてしんどくなるのは大体こう思っている時。(私に限らずこう思ってしまう人って多いんじゃないかなーと思う!)

でも、事実は、彼氏がいようがいまいが、結婚してようがしてまいが、友達が多かろうが少なかろうが、仕事の結果が出るのが早かろうが遅かろうが、どんな状況であっても私の価値は何一つ変わらないし、そもそも自分の価値は自分で決めるもので。自分の価値を他人や物事に委ねてはいけない。そう思えたからこそ、大丈夫だよって自分に声をかけてあげることができた。

感情に善悪をつけず、ちゃんと受け入れてあげることができたからこそ、こういう自分の思考の癖にも気づけたし、そんな自分に対して声をかけてあげることもできた。感情をちゃんと消化させてあげるとこんなにもスッキリするんだなと。逆に感情を消化させずに心の中にしまっておくと、どんどん拗らせていってしまうなと思った。

「自分の中に湧いてくる感情に善悪をつけない」

この素晴らしいパワーワードは、私と同じように自己嫌悪でしんどくなってしまう人みんなに布教したい!
誰よりも自分が自分を受け入れてあげる。どんな感情を抱く自分もマルっと受け入れてあげる。もっともっと自分に素直に生きてもいいと思う^^

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