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好きな映画の話

欠けている映画が好きだ。
人によって面白い映画の判断基準はそれぞれだと思う。
ストーリーだったり映像美だったり動きであったり革新性であったり。
私の場合もどれも面白い映画の判断基準になる。
その判断基準の中で大学時代に読んだゴダールの評論が印象に残っていていまだに判断基準の一つになっている。
自分の受け取り方が違うかもしれないが読んだ評論にはフレームの外側について書いてあった。
小説の行間を読むように映画もフレームの外側を観るということに魅力を感じた。
具体的なビジュアルとして示す映画というメディアにおいて欠落を描くことはそう簡単なことじゃない。
そんな欠落を表現している映画、フレームの外側を示すような映画が好きだ。

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