見出し画像

今の自分には想像できない自分になっていたい

一ヶ月ぶりの通院で少し落ち込む

昨日は、一ヶ月ぶりのメンタルクリニックの通院。

「休職期間に入ったらまた来てください」と言われてから、もう一ヶ月も経ってしまった。

案の定、

「お休み入るまでに随分かかったね」

だったり、

「え?フリーランス?危険だよ、今回みたいに手当もらえないよ」
「よく考えて」

といったような、どちらかといえばネガティブな言葉が投げかけられた。

そのクリニックの初診に行ったときが、身体的には一番辛いタイミングだった。

休職することを社長に伝えてから、日に日に身体が弱っていった。
病は気からということなのだろうか。
自分が”病気である”と認識した途端に、身体に明らかに症状が出始めた。

病院に行った日は、家から駅まで歩いただけで動機が激しくなって息がしづらくなり、駅のホームで座り込んでしまったくらいだった。

まさか自分がこんな事になってしまうなんて……という戸惑いも不安を助長させ、もはや恐怖を感じた。
このままだと確実にやばい、と思った。

しかし、それ以降は順調に体調面、精神面も回復していき、自分のなりたい姿へのつながりを感じさせる出来事もたくさん起きていたので、働いているときには感じたことがない高揚感さえも感じていた。

会う人会う人に今後の展望を伝えると、全員がポジティブな言葉をくれ、賛成してくれ背中を押してくれた。

そんな状況だったからか、先生に言われたネガティブな言葉たちにちょっとびっくりしてしまった。

先生は、一番元気がなかった「精神病患者」の私しか知らない。
そんな患者に対し、医師がいうセリフとしては、至極真っ当だ。

そして、私の仕事の詳細も、私の経歴も、私の性格も、私の思いや考えも知らないので、ただ一般論で「危ないよ」と言うのは当たり前のことか。

そんなことを考えて、珍しくしゅんとなってしまった自分を慰めながら、病院を後にした。

「今の自分には想像できない自分になっていたい」

夜は、飲みに行った。
その場でも、今後の自分の働き方について一通り聞いてもらい肯定してもらい、しゅんとした気持ちも少し持ち直した。

その中で、「将来の目標ってあるの?」という質問をされて、話しながら考えてでてきた言葉がこれだ。

「今の自分には想像できない自分になっていたい」。

一年前、まさか自分が会社員以外の働き方を選択するなんて、全く思っていなかった。

職場を変えることすら頭になかった。

でも、この一年の様々な経験や、様々な意見、価値観に触れた結果、全く想像できなかった選択をしようとしていて、自分を高揚感でいっぱいにしている。

最近読んだ本にも、「今の時代は『変化』がキーワードだから、一生これを続けるなんて決めなくて良い」という言葉があった。

私は、様々な経験や出会いを通して、変化し続けていきたい。

その中で、自分をワクワクさせられる決断をし続けて、自分を成長させていきたいなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?