SAA受講生による講義レポート「卒業制作編」Batch5卒業生 赤堀哲也さん
こんにちは!SAA事務局です。
現役受講生による講義レポートをお届けする本企画。
今回は、卒業制作編の第2弾として、Batch5(第5期)を卒業された、赤堀哲也さんに卒業制作(※)について振り返っていただきました!
※卒業制作とは、約6カ月間にわたる講座の集大成として、卒業時に提出いただく、今後ご自身がメンタリングに活用していくための資料を指します。
赤堀さんは卒業制作で優れた成績を残した方に贈られる優秀賞を受賞されています。ぜひ最後までご覧ください!
\今回ご紹介する受講生/
プロフィール
・氏名:赤堀 哲也(あかほり・てつや)
・SAA第5期生
・社名・職位:マーキュリープロジェクトオフィス株式会社 代表取締役、特定非営利活動法人 Nature Service 代表理事、信濃ロボティクスイノベーションズ合同会社 代表社員
Q1. この度はご卒業おめでとうございます!卒業制作の準備はいつ頃から準備を始めましたか?
提出期限の約1ヶ月前から本格的に着手しました。
SAAへの参加目的が明確だったため、テーマ設定には苦労しませんでした。事務局から提供されたレギュレーションに沿って、自社開発中のマルチAIアシスタント「secondbrain.work」(プロトタイプ)と対話しながら、構成を決めていきました。
Q2. テーマはどのように決めましたか?
テーマは「スモールビジネスとスタートアップの融合」としました。24年間のスモールビジネス経験を持つ私が、新たに農業支援ロボットやAI製品開発に挑戦する中で、従来のアプローチだけでは不十分だと感じたことがきっかけです。48歳という年齢を考慮し、スタートアップの手法をスモールビジネスに応用する方法を模索しました。
具体的には、まずスモールビジネスとスタートアップの違いを明確にし、次にスタートアップサイエンスを体系的に資料化しました。そして最後に、田所さんに怒られるかもしれないと思いながらも、スタートアップサイエンスをベースにした「スモールビジネスサイエンス」を独自に卒業制作の中で提案しました。
Q3. 卒業制作で一番大変だったのは、どの部分ですか?
最も苦労したのは、SAAでの膨大なインプットを5ヶ月間で消化し、卒業制作としてアウトプットすることでした。仕事と並行しながら、オンデマンド教材、授業内容、課題図書をできるだけ深く理解し、自分の言葉で表現することは非常に時間と労力を要しました。
特に難しかったのは、学んだ理論を実践に落とし込む過程です。スタートアップの革新的アプローチと、自身の長年のスモールビジネス経験を融合させる新しい視点の創出に苦心しました。従来の経営手法と最新のスタートアップ理論の間にある溝を埋め、即座に活用できる実用的な「スモールビジネスサイエンス」を構築することは、大きな挑戦でした。
克服方法として、スタートアップサイエンス、起業大全、起業参謀の戦略書を何度も読み返し、共感点や気づきを書き込みました。これにより、学んだ内容を自分の経験と結びつけ、より深い理解につなげることができました。また、自社開発中のAIアシスタントを活用し、アイデアの整理や文章化を効率的に進めることで、限られた時間内での制作完了に繋げました。
Q4. 卒業制作を進める中で、励みになったことはありますか?
卒業制作を単なる義務ではなく、即時に自分の事業に活用できるツールとして捉えたことが大きな励みになりました。また、「secondbrain.work」を活用することで、卒業制作の作成と製品開発を同時に進められたことも、モチベーション維持に繋がりました。
さらに、卒業制作を通じて、社会起業家や政策起業家、そしてインパクト投資を活用するスタートアップのメンターになるという新たな夢を見出せたことも、大きな励みとなりました。この経験を通じて、自身の事業だけでなく、より広い社会貢献の可能性を感じられたことが、制作過程全体を通じての大きな励みとなりました。
Q5. これから卒業制作に挑む受講生へアドバイスをお願いします!
SAAに参加する目的を明確にすることが最も重要です。
漠然とした参加では、卒業制作で何を書けばよいか分からなくなる可能性があります。初日から明確な目的意識を持って学ぶことで、授業内容を即時に自分の目的に適用できます。その積み重ねが、スムーズな卒業制作につながります。
最後に、卒業制作を通じて得られた学びや気づきを、自身の事業やキャリアに積極的に活かしていくことをお勧めします。皆さんも、SAAでの学びを最大限に活用し、自身の成長と事業の発展につなげてください。
赤堀さん、ありがとうございました!
ユニコーンファームでは、SAA第7期生(25/2開始)のメンバーを募集しています!
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スタートアップアドバイザーアカデミーSAA - ユニコーンファーム (unicornfarm.jp)
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