現代アートは旅のよう。 -伊吹島感想①
8年前に直島豊島小豆島を巡ってから興味を持ち出した現代アート。
新しいストーリーや考え方に出会う感覚はまるで旅のよう。
初めは、ばえるなーとかどう解釈したらいいんだ?🤔という感じだったけど、
自分なりの楽しみ方がわかってきたので、
今日訪れた伊吹島で印象に残った作品と共に。
現代アートの楽しみ方
現代アートの父と言われるデュシャンの考え
特にこの⑵の鑑賞者が自由に解釈しても良いと思えてからより楽しめるようになった…!
私なりの見方の分類
①→②と見る場合もあれば、②だけで終わる時もあったり。
①作家の意図を読み取る
・外的なものからの印象を反映
何かのストーリーなど
・内的なものを反映
アーティスト自身の探求
新しいものの見方の提案やメッセージ
②自分なりに作品を解釈する
伊吹島で特に印象に残った作品
2作品あるが、2作品とも
①作家の意図(この町のストーリーという外的なものの印象を反映)を読みながら、
②自分なりに再解釈する
という楽しみ方をした作品だった。
1作品目 ものがみる夢
⓪第一印象
おー??なんだこれ??
漁で使ってた昔の網と、これまた取り壊すことになった古民家から出てきた古物かな?
それにしては、水が溜まってたり、なんだろう??
①作家の意図(この町のストーリー)
スタッフの方がいらっしゃったので質問させていただいたところ…
伊吹島付近は、穏やかな海のために良い漁場があり、漁業が盛んだった。
昔、島ということもあり水道はなく、島内の高低差も大きいため、59年前に水道が通るまでは
雨水を溜めたり、高低差の大きい坂道を下り水を汲みにいくなど、とにかく水は貴重だったそう。
それもあってか、(足腰強い?)この町のおじいちゃんおばあちゃんは今も元気。
そんなおじいちゃんおばあちゃんが、島のあちこちにお花を植えられるそうで、この島はとても色彩が美しいのだとか。
②自分なりの解釈(というか感想)
この作品を通じて、この島を担ってきた方の昔と現在の営みを同時に感じ、
人口の増減を経験しながらもこの島で生活し、この島をこの島にした方々の存在を感じた。
2つ目の作品はこちら!
ですが、②に続く。
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