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燃えたキッカケ

受験シーズンですね。

私は高校受験と大学受験を経験したけど

高校受験にはある思い出が。


私には5つ離れた姉がいて、姉は勉強できる人でした。

小学生の私は当時中学生の姉を見て

『ちゃんと勉強したら、テストで良い点数取れるんやなぁ』と単純に素直に思ってました。

何の疑問も持たず私も勉強をして、中学校のテストでそれなりの結果を出し。

『勉強したら良い点数が取れる』を実感できたのです。

学校の授業では苦労した事はなかったけど、塾はかなりキツかった。特に数学。思い出したくない。思い出すと吐きそうになる。

そのくらい、塾では必死でした。

そんな中、中学3年生の冬休み前の担任との二者面談でのこと。

『う〜ん。今のままでは◯◯高校は厳しいんちゃうかなぁ。冬休み明けの実力テストで△△点以上とれるくらいじゃないとなぁ。』と言われました。

ちなみに、◯◯高校は姉も通っていた高校。


私、この担任の先生が、ものすっごく嫌いでした。

特に何か言われたとかされた訳ではないけれど、とにかく本当に、控えめに言って、大嫌いでした。

なので、『なんでこの人に、よりによってこの人にそんな事言われなあかんの!?塾の先生に言われるならまだしも、なんであなたに!!!』と、心底腹が立ちまして

見とけよ、と。

休み明けの実力テストで△△点以上はとらないと、と言われたけど、それより高い□□点取ったるわ!!

と、心の中でメラメラ密かに闘志を燃やし、冬休みはそれまで以上にめちゃくちゃ、もう本当にめちゃくちゃ頑張りました。


結果。

先生の言った△△点は超えれたけど、自分で決めた□□点にはわずか1点及ばず。

『これ以上無理、ない、ってくらい頑張ったのに、まだ足りへんねや…』と。


担任の先生に『まさかほんまにここまで点数上げてくるとは思わんかった。これなら◯◯高校受けてみてもいいんちゃうか?』と言われたけれど、もうそんな、あなたの言葉はもういいのです。

感心されただけで、もう見返せたかなと。

自分で決めた事を達成できなかった事が、悔しかった思い出となりました。

結局◯◯高校ではなく、少しランクを下げたところに合格したのですが、住めば都、行けば都。

楽しくて平和ですごく良い学校でした😊


受験期になるとあの時の感情、努力、塾での必死感が蘇ります。

受験生のみなさんにとって 良い結果に繋がりますように。


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