歳を重ねるほどに意識的に汗をかいた方が良いと感じている。絶対に絶対に。なぜなら気持ちが良いからである。あまりに単純すぎる理由である。それでも読むのをやめないで欲しい。大人になると確実に汗をかく機会が減ってしまう。子供の頃は校庭を走り回り廊下を走り回り帰り道を走り回っていた。子供は未来に一秒でも早く近づきたいから、止まれないのである。止まることは死ぬことなのである。No Run No Lifeなのである。きっとそう。わたしの父親は大人になってマラソンを始めた。わたしのおばあちゃんの部屋にはランニングマシンがあった。大人になるにつれて子供にも戻っていくんだなと思う。わたしも同じである。最近ジムのランニングマシンで20分ほど走ったのだが、汗だくになり真夏のUber走者(チャリ)のようになってしまった。(伝われ〜〜)汗をかくことで不純物が全て放出されていく感じが気持ちよくなり、ちょっとだけ自分に酔ってしまう。学生時代の体育の授業終わりに教室でカッコいいやろ感を出しながら着替える感じである。とにかく大人になったら汗を意識的にかきたい。すべてを出し尽くしたい。時代が急速に変わり、世の中は便利になり続けているけど、たまには動物的に暮らしてみると本当に生きた心地がして気持ち良いのである。虚しさとは少しの間だが"おさらば"できる。今生きてるなと実感して一日を終える。こんなに幸せなことがありますか、皆さん。(教壇の上で全校生徒に語りかけながら)(ガラスが割れるほど大声で)

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