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sasai +7 <句会をやってみた>

友人宅に5人集まったので、ルールもよくわからないままに
プチ句会を開催することになった夜の話です。

遡ること3日前の2021/7/15、木曜の夜、
zoom上で突然俳句をすすめられた私。

それを聞いていた友人Hが、日曜日に集まる機会があるからと
句会をやりたいと言い出した。
ちなみにその友人はコピーライター講座を受講した経歴がある。

俳句のこと、句会のこと、私はもちろんだが、
他、その日に集まるメンバーに伝えねばならない。

句会について、まずざっくりと調べてみた。
今回は事前に季語のお題を出して「兼題」で行うことにする。

お題の季語と句会の進め方は、前日のお昼に案内した。

そもそも今回友人宅に集まるのは、新茶の試飲会が目的だった。
私たちは6人で茶畑を借りたので、そのお茶が送られてきたのだ。

それも踏まえての季語に決めることにした。

・アイスティ
・夏の宵

この2つの季語から、一人3つ句を考えてもらい名前を伏せて選ぶ。
自分の句以外から選ぶこと、季語はどちらを使ってもいいことにした。


お題を出したときから考え始めた人、直前で絞り出そうとする人、
そもそも俳句ってどんな?コツとかあるの?って初心者の集まりで投げかける人。

試行錯誤の句会でも、いろんな視点があってとても楽しめた。

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ちなみに私は以下9つの句を絞り出し、そこから厳選したつもり。

①一昨年の 祭りの賑わい 夏の宵
②網戸越し 光るねこの目 夏の宵
③製氷を グラス持ち待つ 夏の宵
④夏の宵 コインランドリーの回転
⑤アイスティ 祖母の翡翠の首飾り
⑥アイスティ 散歩途中の蜃気楼
⑦アイスティ あの日の陽炎 浮かぶ午後
⑧アイスティ 響く二人の 氷の音
⑨待ち合わせ 色を失う アイスティ

自分なりに、1日、色々な見方を巡らせて文字にしてみたけれど、
何もわからぬまま作るとこうなるの典型なのだろうと感じる。

句会の翌日。さっそく図書館で、句や歌についての本を2冊かりた。
そして、その奥深さと楽しさを再び知ることになった。

定期的に句会は開催していこうかなと思う。


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