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【入門】ラムってどんなお酒なの?ラム酒の種類やカクテルを紹介!

皆さんは普段どんなお酒を飲みますか?
居酒屋などではビールやハイボールが一般的でしょう。
他にもジンやウォッカの割りものを飲む方もいらっしゃるかと…
ただ、ラムってあまり飲まれる方はいないのではないでしょうか?

バーに普段から行かれる人は嗜んでいる方も多いかと思いますが
ラムってそもそもどんなお酒なの?という方やどんな飲み方がオススメなの?
という方に分かりやすく解説していきます。

ラムとは


4大スピリッツの中の一つであり
、サトウキビを原料として製造される蒸留酒のことです。
ジャマイカ、トリニダードトバコなどのカリブ海沿岸で生産されるサトウキビの砂糖を精製する際に残る蜜(廃糖蜜)や絞り汁を蒸留して造られます。
原料から分かるように甘い香りを感じられます。なので、飲み物としては勿論スイーツなどでも風味をつけるためにラム酒を使用することもあるようですね。
アルコール度数は40度~50度一般的ですが、中には75度と高いものもあります。
ラムには色が異なり、ホワイト・ラムゴールド・ラムダーク・ラムの3種類あり、風味でライト、ミディアム、ヘビーの3タイプに大別されます。詳しくは後程解説しますね!

ラムのスペルの違い


ラム酒のラベルを見ると多くは「RUM」と表記されているものがほとんどですが、たまに「RHUM」「RON」といった表記されているものがありますが、これらは言語の違いで表記が違います。
ただし、どちらも同じラムです。

ラムのスペルの違い

名探偵コナンで登場したピンガ


今年上映した劇場版名探偵コナン「黒鉄の魚影(サブマリン)」で黒の組織の一員でコードネームが出ていた「ピンガ」、このお酒もブラジルの原産のラム種で原料は同じサトウキビから作られています。
そういえば黒の組織のナンバー2のコードネームがラムでしたね。ピンガがラムの側近と言っていたのも頷けますね(笑)


ラムの種類と風味の違い


ラムには色や風味、製造方法の違いで大きく分けて3種類あります。
先程も紹介したように、「ホワイト・ラム(ライト)」「ゴールド・ラム(ミディアム)」「ダーク・ラム(ヘビー)」です。

ホワイト・ラム(ライト)

活性炭などで濾過して造られる透明なラム酒です。連続蒸留で製造され、スッキリした風味と味です。カクテルを作る際には主にこのホワイト・ラムを使ったものが多いです。

ゴールド・ラム

熟成期間が2か月~3年未満で熟成されるものでホワイト・ラム、ダーク・ラムの中間の色合いで、スッキリした味わいとコクが感じられます。カクテルで使用されることも、ロック、ストレートで飲まれる方もいます。

ダーク・ラム

単式蒸留を行った後に、オーク樽やバーボン樽で3年以上の樽熟成で造られる濃褐色のラム酒です
芳醇な香りと濃厚な味わいでテキーラやブランデーに匹敵するほどの風味ですので
好みが分かれますが、ストレートロックで飲まれることが多いです。

オススメカクテル3選

モヒート

夏に定番のラムを代表するカクテルの1つです。
ラムの甘みを引きだしつつ、ライムの清涼感がマッチしています。
またクラッシュ氷で出されることが多く、加水されますので、アルコール度数は13度程度なので非常に飲みやすい一品です。


XYZ

アルファベットの最後の3文字からこれ以上ない最高のカクテルという意味で名付けられたショートカクテルで、柑橘系の風味と味わいが特徴的なカクテルです。

ボストンクーラー

炭酸によって香るレモンの酸味を感じつつも甘さ控えめなのでとても飲みやすいカクテルです。
見た目からも夏の暑い日にはオススメの一品です。

まとめ

回はラムについて語りました!!
スピリッツ系の中ではあまり浸透していないかもしれません。
ビールや、ウィスキーを普段飲む方が多いかと思いますが
たまにこういったラム酒を嗜むのはいかがでしょうか?
楽しいお酒ライフを!



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