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テレビに映る彼はwonderだった。

とりあえず一発目。ファンとしての叫びを上げたわけなんですけど

めっちゃ見苦しいなwなんやそれ。

どうにもこうにもならなくてもがいているのが丸わかりw

でも、そこを自分が認識できないといけないよね。そのためにもここの記事は存在する。


まあそれは置いといて

私がジャッキー・チェンを知るきっかけを書いていきたいと思います。ジャッキーがとんでもない人気を誇っていた80年代に小学生だったもので、一応リアルタイムで色々見てきたファンではあります。


私が初めてジャッキー主演の作品を拝見する事になったのはテレビのおかげ。あの頃は公開されてしばらく経ってからテレビで改めて放映される事が多かったんですね。

うちはド貧乏まっしぐら&農家だったので休日に映画館いこーとかいう思考回路にはならないんですよ。むしろ休日が本番(農作業でめっちゃ忙しい)


だから娯楽は全てテレビの中にありました。


そんな中で小学生の時にテレビで拝見したのが「ドランクモンキー酔拳」

師範とヒコウ_20201025145738

一応日本でいうところの時代劇にあたるんですけども、ジャッキー演じている黄飛鴻(ウォン・フェイホン)というキャラクターが

とっても現代っ子(あくまでも当時の感覚ね)

今でいう所のニューノーマル的な感じで出てきたんです。

今まで散々日本の時代劇では、なんらかの原因で苦しみに苦しみ抜いたり、なにくそ!って踏ん張ったり、それらが積もり積もって爆発(怒り)→悪人やっつけるというものを見てきて(それはそれでアリだけど)


この作品にはそれらが全くないのよね


悲壮感がないのかな。

途中悔しい出来事などは出てきますが、作品全体が明るいんですよね。

出てくるキャラクターとの軽快なやり取りに、師匠(この人が一番デンジャラスやでw)の下でやるトンデモ修行の果てに父親を殺そうとしている人物と対決するという。


どう考えてもあのデンジャラス師匠とのやり取りと、桁外れた運動能力の持ち主が織りなすアクションなんて、現実じゃ起きないでしょw

そう、だから夢の世界としてしっかり受け入れる事ができたんですね。


この時代背景だと主人公は中国特有の髪型、辮髪をしているはずなのにジャッキーはモロ70年代の流行りの髪型だしねw(おかしいやろ

聖子ちゃんカットなのかな?私はお友達の西城秀樹(敬称略)カットなのかと思っていたw


wonderとは、驚異、驚嘆、驚き、驚嘆すべきもの、(自然界などの)奇観、奇跡、驚くべきこと〈weblio辞書より〉


作品中のアクションの目に付くキャッチーさ、激しさ、各キャラクターの際立ち方、それなのにお話のスムーズな流れとか


全てがwonderだった。


衝撃。

一瞬で心を鷲掴みにされるとはあの事

きっと劇場へ観に行かれた方は、もっと鷲掴みにされたのではないだろうかw(邪推


え?さっきから詳しいアクションの話してないって?

だってジャッキーの全てがアクションなわけではないもの。

私はジャッキー・チェンという人は、アクションだけ追っかけても全く正体が掴めない、地球外の生命体と捉えてますw

ファンとして時間的には40年ほど経っていますが

未だにわかんねえもん、あの人w

わかんなくていいやとも思う。そう思わせてくれる方ですね。


あ、これだけは書いておかなければ

劇中に出てくるトンデモ修行も、ラストバトルの死闘も全て劇中で成り立っているだけだから実際に素人がやろうとすると怪我するだけなんでね。

そゆのはご自身&ジャッキーのためにもやめといてね

※本気でスタントマンや、アクション出来る俳優、または監督を目指す場合は除く


当時の私にとってテレビの中に映るwonderなものは色々ありましたが

ジャッキーの「ドランクモンキー酔拳」によって、心を鷲掴みにされた話。

私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos