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新たな恋愛が始まった。

彼とお付き合いをして10ヶ月が経った。
大きな荒波がなく、とても居心地が良い人である。

出会いはマッチングアプリだった。
赤の他人だった私達だけど、10ヶ月も一緒にいれば当たり前のように「特別な存在」になる。出会いは本当に不思議だ。


出会いの数ヶ月前、私は「短命の恋愛」について書いていた。
改めて読み返すと、「ひとりの生活」を過ごすことで本当の意味の「自立」を手に入れるぞ!!みたいな、そんな心意気を感じるけれど、早々に「ひとりの生活」は終了し、いかにも恋愛体質だなぁと自分で思ったりはする。



交際歴10ヶ月の私達は、「恋愛」の域にいて、まだきっと「愛」の域には達していないけれど、
「愛」の域へ少しずつ歩を進めている自分達をとても愛おしく感じる。

大きな揉め事や意見の食い違いがなくて、スルスル〜と順調に10ヶ月を過ごしてきた私達。期間を重ねるごとに、安定感のようなものを私は感じているし、彼も感じてくれていると思う。
だけれど、ひょんなことから危機的状況を迎える可能性は全然あって、
だからこそ、相手を尊重して大切にしなくちゃな、したいな、と思う。


1年記念日どう過ごすか?みたいな話をした時、彼は「記念日は通過点だしな」と言った。いつも通りのカッコつけ(←そういうところも好き)で言ったのか、本心なのかはわからないけれど、当たり前のようにこの関係に続きがあることを「一生一緒にいようね」とかキザな言葉ではなく、彼っぽい言葉で言語化してくれたことが嬉しかった。

学生時代の付き合いたての初めての彼氏が、3ヶ月先のクリスマスの話題を出してくれた時のような、そんなピュアな嬉しさはとっくにどこかに行ってしまったけれど、地に足がついた俯瞰した嬉しさを感じた。

私も彼も愛を囁くタイプではないし、不安に思うことも少ないから、わざわざ言わなくてもいいかと思っていたけれど、頭の中で考えていることは、言葉で伝えなきゃ伝わらないね。

あと、
恋人に限らず、家族や友人とも「当たり前のように未来の話しができる」そんなありふれたことが、実はとても幸せだということね。


なーーんて、
こうやって文章にすると、すごい考え込みがちだけど、
1人の人と0から関係を築くことって、とても豊かな経験!
いつもありがとうと伝えよう。

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