全記事に「お問い合わせください」と入れるのは間違っているのか
昨日、いろいろ情報をあさっていたら、こんな文章がありました。
これには「うん、わかる!」と共感できる人は多い気がします。
私もうん、たしかにと思いました。
ただ、同時にこれは受け取る側が気をつけないと、勘違いをしてしまう人がいるかもしれないと思いました。
たまに、こういった情報を見て、極端な話、
「ブログの最後にお問い合わせへの導線を入れたら、ダメなんだ!」
と思われてしまうシーンを見かけます。
でも、ここで言われているのは
「ユーザーの期待やストーリーに沿っていない情報は、嫌われる」
という事なのだと思っています。
お役立ち情報を読んでいると思ったら、最後に目立つお問合せがあって、営業されていると感じてしまった
この場合、ユーザーは特定の会社の情報を探しているのではなく、一般的にどんな解決方法があるのか、情報を探しているのです。
だから、手厚いお問い合わせへの導線が出てきた瞬間「これはこの企業が、自社へのお問い合わせへ引っ張ろうと、自社にとって良い事をまとめた、操作された内容なのではないか」と警戒してしまう。
じゃあ、どうするのが良いのかというと
記事を読む人がどんな状態の人なのかを考えて、ゴールを変える
こちらだと思っています。
何でもかんでも「お問い合わせ」をゴールにしない、という事です。
HOW TO系の記事なら、やり方を共有・保管しやすいように、PDFにわかりやすくまとめた資料のダウンロードをゴールにするとか
お問い合わせや相談がしたいと思ってくれた方が、探さなきゃお問い合わせ先が見つからないのはナンセンスなので、導線はあるといいのですが、ユーザーの期待を裏切るほど目立たせる必要はありません。
企業がブログを書く最終目的は、「お問い合わせを獲得する」なのでしょうが、ユーザーを無視して自分たちの主張を強調しないように、気をつけたいと自分でも考えながら思いました。
こちらが過剰にコミュニケーションを取ろうとすると、逃げられてしまって、良い情報や環境を準備していれば、あちらから寄ってもらえる。
まるで猫ちゃんに接する時みたいですね。
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