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6/26 夢みたいな、第2章の幕開け


ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル
開幕おめでとうございます!


2/2のあの歓喜から5ヶ月弱
あっという間にこの日が来てしまったというか、"しまった"といったら聞こえ悪いか。
でも来てしまったんですよね

この日までかえでぃーは見えないところで沢山努力してきた、
オタクもオタクなりに色々私生活頑張ろって宣言してきた

……アレ?
っていうことなんですよ


そんなことはどうでもよくて。


それだけあっという間に時間が過ぎ、稽古が始まってからもカンパニーの皆さんのSNSがモチベになる日々。
ついに舞台を見ることがモチベになる日々が来たということ。


そんな夢のような第2章、夢のチケットを握りしめて帝国劇場へ行きました。

(直前武道館行ってオタクから元気もらってきたんだけどね)

正直、手の震えが止まらなくて。24日から。
なんでかは分からないけど、多分緊張してたんだと思う。こんなにすごいステージに推しが立つこと、本人を見るまで絶対実感しないだろうって思ってたから、その日が来るのが少し怖くて。
それを見た私が、何を感じるのか、どうなってしまうのかが想像つかなくて。

なにより始まったら終わるのが怖くて。
(安定のクソネガティヴオタク)


あ、ここから先、本編のネタバレも含みます。
26日にウィンドミルチーム、28日にエレファントチームの観劇をしたのでそのどちらも感想を書こうかなと。
自分の目で見たいっていう方はブラウザバックをお願いします。


とにかく会場内が凄かったのね。
ロビー、そんなに広くないのにこれだけ装飾して作品一色に染めてあって……。


2階のフォトスポット



26日のキャストボード

そして、客席



ワ、ワァ、、、(語彙力低下)

め、目がァァ


プレショーってどんなもんなんだろ、すごく気になっていたのですがありゃすごいねぇ。
正直ずっとドキドキしたままなんじゃないかと思ったのですが、「何が始まる?」っていう興味からどんどん「自分はムーラン・ルージュにいる」という感覚が芽生え、一気にそこの世界に引きずり込まれました。


開幕の瞬間はやはりドキドキ復活って感じでしたが、M'sが出てきた時、不思議とプレショーの時の気持ちのままで、自分はまるでショーを見に来たかのように熱狂的になっていました。

ふと我に返って、ニニを探すと、「あれ?加賀さん……?じゃない……??」

私が見てたのは紛れもなく加賀楓さんではあるけど、加賀楓さんじゃない。ニニがそこにいました。

開幕までの間、色々な国のニニキャストのSNSを見ては思いを馳せていて、姿を見た時に「やっと逢えたね」という気持ちになりました。嬉しくて、心がポカポカ、でも熱くなっていく感じ。


サンニニの絡みを見る度に、サンティアゴ役の中河内さん(以下、マサくん)のかえでぃーへの気にかけ方とか、前に話してくれた稽古の時の印象とか、色んなことを思い出して何度も目頭が熱くなりました。

マサくん、私の青春時代の憧れの人。何年経っても内面も外見もかっこいいままで、そんな人が今の好きな人と共演してくれて、しかもパートナー役だなんて。こんなにうれしいことは無い。


ウィンドミルチーム、知ってる顔ぶれが多くて不思議な気持ち。


凄まじい経歴の持ち主だらけのアンサンブルの中で踊るニニ。
本当にバレエ経験ないの?本当に半年前までアイドルしてた?

もちろん相当苦労してるだろうし誰よりも努力してるだろう、そうじゃなきゃあの中で浮かずにパフォーマンスできない。

歌も相変わらず、大勢いても「加賀さんの声だ」って分かるくらい。存在感のある声のまま声量や声のツヤがさらに良くなっていた気がしました。
マイク飛び越えて生歌で聞こえたし。(B列)

お芝居は初めて生で見られて。23歳が30代の役をやるなんてって思っていたけど、ちゃんと声から寄せててすごいなぁと。あとはモーニング時代の舞台だと男役しかやってこなかったから、こんなに艶っぽい声を聞くことになるとは思わなくて、最初かえでぃーの声か分からなかった(ぶっちゃけ)


私が見たのはプレ初日だから、きっとまだ肩の力が抜けてないんだろうなぁという印象。開幕してからのレポを見る限り、数回だけでもだいぶ良くなってるっていう話を聞いたので、早く次が見たいなという気持ちになりました。


舞台序盤から圧倒されて、かっこよくて、でも愛らしいところがあるニニが本当に素敵すぎました。

オープニングのかっこよくてセクシーなダンスに、照れるかと思いきやこちらも沸き上がる感じがして。「かっけぇ、、、、」って声が出そうになった(おさえた)
もうずっと、ニニだ、、、って思いながら見ていました。

Shut up and Raise Your Glassのサンニニシーンは上手に座ったら絶対見て欲しいポイントだし、実はお酒弱いの?ってぐらいグラス持ちながら千鳥足になっててそんなところも可愛らしくて。

2幕はとにかくニニの見せ場が多くて。
Backstage Romanceもロクサーヌも、本当にかっこよかった。どちらも表情がすごい。
サンティアゴを見つめる顔と、ロクサーヌでの男性たちに転がされてる時の顔、思い出すだけで心臓が痛む。
これに関しては感想文がとてつもないことになるので割愛。
キスシーン、めちゃくちゃ楽しみにしてたからめっちゃ沸きました。「Who doesn't pig?」が「当然でしょ、バーカ」なのよすぎる。台本ありがとう。

ストーリーも王道だけど心に刺さるところが多くて、涙もでてきたんだけど、泣いたら何も見えなくなるので何とか耐えた結果、More!More!More!で決壊。楽しい曲ほど私は涙腺が弱いのです。

最後のカーテンコールで1番「加賀楓」を感じられて良かった。

それまでずっとずっとニニにしか見えなくて、加賀楓ではなかったって思っていたんです。それくらいニニになっていたのが本当に凄かった。

シンプルにずっと黒髪ショートばかり見てきたから、金髪お団子というビジュアルにびっくりしたというのもある(ニニだから当たり前なんですけど)
それでも動きとか仕草で分かるものだと思うのにまるで今まで見てきた加賀楓さんってなんだったんだ?ってくらい、何倍にも大きくかっこよくなっていて、本当に自分の見た事のない彼女の姿がそこにはありました。

でも笑った顔とか見ると相変わらず変わらなくて、すごく安心した自分がいます。

開幕前はずっとこの顔ぶれの中にいる推しって、オーディションで何を見せてきたんだろうとか、オタクが1番実力とか分かってたはずなのにそれ以上のものを見せてるわけで、これから自分が見たことない加賀さんを見るということに少し怖さもありました。
観劇して自分の考えとか気持ちがどう動かされるのかとか。


かっこいいなという気持ちと、ここに立つことへのプレッシャーと、オタクが見えないところでどれだけの努力を積み重ねてきたのか。
観劇後は色んな思いが積み重なって胸がいっぱいになっていました。

遠い存在になってくれて嬉しい。

私は、オタクと近い距離でいるのはアイドルの時まででいいって思っているタイプなので、どんどん大きい舞台へ行って、どんどん手の届かないところへ、そして色んな人に見つけてもらえる領域まで行って欲しいなんて思っています。 


そう、その翌々日蓮華ちゃんのニニも見に行きました。
えっぐい経歴の持ち主、今までアンサンブルだったため今回が初のプリンシパル。彼女の作品への思いとかストイックなところを沢山SNSなどで拝見していたため、実際のパフォーマンスを見た時の衝撃たるや。
終始鳥肌でした。
この方はニニになるために生まれてきた人、ニニになる運命だったんだとそう思えるくらい。

加賀さんはニニに近づいてる人、努力でキャラと自分を引き寄せて、結果ステージ上で加賀さんとは分からないほどにニニになれた人。

この2人がダブルキャストなのがシンプルに強すぎる。というかダンスの基礎的な面ではだいぶハンデがあるはずなのに、それを全然感じさせないように出来てるなんて、とまぁずっとボロボロ泣いてました。

加賀さんのオタクでも絶対楽しめると思うので、蓮華ちゃんのニニも見ていってください。かえれんオタクからのお願い。


今までハロプロ内だと頼られる側だったかえでぃーが、素直に人に甘えられて、頼ることが出来る環境。
初現場がこんな素敵なところで本当に良かった。

大変な振り付け、ハードなスケジュールを乗り越えできたからこそ最高の相方って言えるんだろうな。

ダブルキャストだから2人が並んで動いてる姿を見ることはまず見られないのですが、
1年後、2年後とかになって2人が同じ板で芝居をしているところが見られたら嬉しいですね。


作品に出会ってくれて
オーディションを受けてくれてありがとう。
そしてそのためにたくさん努力してくれたから、今こうして幸せな気持ちでいられる。
最高のプレゼントを毎日受け取っています。


そしてかえでぃー、
おかえりなさい。


では。


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