髪の長さで見る歴史!女性編
昨日は『髪の長さで見る歴史!男性編』を書いてきました。
今回は女性編!っということで書いていきたいと思います。
世界の髪の毛事情
古代中国では髪を簡易的にまとめるか、そのまま垂らすスタイルが未婚の象徴だとされてきており、15歳まではみつあみで結い、髪結い式である笄礼(けいれい)と呼ばれる成人式を迎えるそうです。
洗髪し、2つ結びにし、笄(こうがい)と呼ばれる髪留めでとめ、式を終えると結婚できるようになる成人となるようです。
また、1800年頃のイギリスでは髪の毛を伸ばし続ける事がトレンドファッションだったと言われています。検索すると身長よりも長い髪の毛をしている多くの富裕層の女性の方の写真が残っています。
美の為には苦労も厭わないということが見て分かります。
一方日本は…
日本の髪の毛事情
昨日の男性編でも少し触れましたが、女性の髪の毛の長さで有名なのは平安時代です。
皆さんも教科書見た事あると思いますが自分の身長よりも圧倒的に長いのです。
ある文献によると7mもの長さがあったようです。
当時は男性の前で、顔を見せることを礼儀とされてきたので、髪の毛の長さが美人さのアピールだと言われていたそうです。
しかし、髪の毛を洗うのは年に1回程度だったそうで、におい隠しのため、常にお香を忍ばせていたそうです。
髪の毛を洗髪し結うようになったのは江戸時代だとされていてそのころには美容師の起源といわれる「髪結い」が登場したと言われています。
女性でありながら当時の日本でも自立できていた仕事だったそうです。
まとめ
今日は、女性の髪の毛の歴史について書いてきました。
どうだったでしょうか?
いつの時代も美しくという思いは変わらないということが分かります。
流行などは時代により変わってきていますが、美を極める強さを改めて感じることができ、良かったです。
皆さんも気になった方はぜひ調べてみてください。
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