見出し画像

ひとりでスタバに行った日の日記

全休だったので買い物に出かけた途中で、ふと思い立ってスタバに寄ってみた。

一人で行くのはまだ緊張するので、店内に入る前に近くのベンチに腰掛けてメニューを予習して(ダサい)、
新作のいちごのフラペチーノにしようと決めていざ、入店。

順番待ちで並んでいる間もどこを見たらいいかわからないので、カウンターの奥で忙しそうにドリンクを作っている店員さんを眺めていた。

順番が回ってきて注文しようとメニューを見ると、欲しかったフラペチーノの写真の上には、「sold out」と書かれた赤いシールが貼ってあった。(あちゃー)
咄嗟にその横にあったストロベリー&ベルベットブラウニーモカのアイスを注文した。

わけもわからず慌てて注文したから、注文後ドリンクの完成を待つ時間は、名前からこのドリンクはどんな味がするのかを想像する時間になった。
いちごとコーヒー系の何かやろうけど、ベルベットって何や、とか考えているうちにドリンクが完成して、無事席に着いた。

一人で店内でスタバを飲むなんて普段できないのに、平日で人が少なかったことと、その日はなんかふらふらと気になったお店に入ってみるモードだったので、チャレンジできたことが嬉しくて、にやにやを抑えながら席に座ろうとしたとき、

もう飲食が終わって帰ろうとするお客さんが一人、奥にいる店員さんに向かって手を動かしている。
4秒くらい経って、それが手話だと気づいた。
店員さんの一人は手話で会話をするらしく、改めて見たら他の店員さんもその人に身振り手振りで話しかけていた。

(あっ、手話やん。)
最近話題のドラマsilentを見ているからか、すごくタイムリーな気がした。

でも全然タイムリーなわけじゃないなって。
手話は彼女たちにとっては日常で、
私がこれまで気に留めなかっただけで、手話で話すひとたちとすれ違っていたかもしれない。
ドラマで意識するようになったから、今日は気づいたのかもしれない。

そう思ったら、自分にはまだまだ知らない世界がたくさんあって、
自分の意識の中にあるものって、ほんのちょっとやなって思った。

「うわあ〜〜、全然なにも見れてないやん。。」という悔しさに似た気持ちが少し。
でもこういう、自分にとって新しいものに触れたときの心のピクッは、大事にしたいなと思った。

もっと知らないことを知って、大きな人間になりたいね。

あ、ストロベリーナントカはめちゃくちゃ美味しかった!
あと、スタバのストローってあんなに太かったっけ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?