食生活改善の試み

私の親は自然派でお菓子やジュース、インスタント食品に至るまで、全て禁止していた。

家を出た後、そういう物に口が慣れていない私は自由に飲み食いできる環境に置かれ、まんまとハマった。

好きな時間に好きな物を食べられる喜びを噛み締めた。

自制の大切さを実感したのは何年かしてからだった。

明らかに体の不調が増え、身体が重だるくやる気が出ない。

しかし、人間の身体は厄介で一度覚えた快感はなかなか抜けない。

自分と自分の戦いだ。

暫くすると考えるのが面倒になってきて、

「もう好きな物食べよ」

「何も食べないよりいいよね」

現代人の現代病だなとつくづく思う。

野菜の値段高騰や一から食事を作る面倒さに

後押しされ私の食生活改善は都合良く

“臭いものには蓋をしろ”という教えに従うことになった。

そして未だにその蓋を開けては閉じ、

開けてはまた閉じてを繰り返していた。

それは結婚きてからも変わらず、

むしろ相手の食生活に合わせることにより

より一層食品添加物を摂取する生活になった。

「自分を律さなければ」

そう思えば思うほど、腰は重くなった。

私はなんでも初めから完璧にしたくなる癖がある。

今までもそうだった。

一気に全てのインスタント食品、お菓子、ジュースを断とうとしていた。

「それが良くないのかも、、」

ゆるく長くを目標にしてやってみることにした。

まずは飲み物をジュースから白湯にしてみようと思う。

お茶でもいいが、今の時期身体を冷やしがちなので

お茶は程々に、主に白湯で水分を摂取することにする。

絶対条件として、強いこだわりや面倒な過程は極力避けるようにする。

ここまでゆるくしても続くか不安だか、

お金もかからないしやってみることにする。

(もしも1カ月後まで続いていたら報告する)

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