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雑感 65 後見人制度

雑感 65 後見人制度とビジネス臭、悪意のある身近な家族

後見人制度 というものがあるそうです。
別居中の親族が、半年前から施設へ入所しました。
その親族が、独居中から利用していた各介護や住居の関連すること等への支払い代行を、この”後見人制度”へ移行する話が来ています。

ぶっちゃけ、後見人制度とは、、、本人が出来ない事を”信用出来る人”が代行する事。(かな?)

入所前の入院中から、自治体の社会福祉協議会担当者との話し合いを数回、重ねてきましたが、話し始めから最近の内容に、変化はありませんでした。
親族が裁判所へ申請し、後は裁判所が全部決めるから、、、とおっしゃっています。
こちらから、具体的な見通しや費用の概算を、過去の事例等から教えて貰えないかとお願いしても、予め決めたシナリオからの逸脱はありませんでした。
一言一句、相違御座いませんでした。(……と言う印象を受けただけですが、、、)
3回目には、行政書士の方が同席されましたが明確になった事は何もありませんでした。(その方が、候補者だったのかも、、、決めるのは裁判所ですが、社協からの推薦があればねぇ、、、、)
4回目、私のパートナー(直系親族)は欠席しました。「感情的になって、話が進まないから、後は任せた。」といって、、、、決めたら決めたで、文句を言うのはデフォルトです。
5回目、県の社協の主事を呼んでもらいました。豊富な経験からの具体例を聞きたかったのですが、、、、
すると、社協の方は自治体職員(〇民課)2名を同席させました。目的は、、、親族が申請しなければ、行政による代執行が出来る(をしますよ)。だったようです。

仕方ないのでしょうね。
様々な事情があるにせよ、独居老人にしておいたのですから。

社協の担当者の方も、言えない事や言ってはいけない事が沢山あるのでしょう。
「ああ言っていた。」「これはこうするから大丈夫。」とか、後々違った場合に追及されそうな事は言えませんし。
この件は、他に選択肢がない以上、既定路線に乗るしか無さそうです。
細かい枝葉の実働部分(家屋、田畑、山林とかの管理とかね)はきっと、お鉢が回ってくるのでしょう。後見人は計画と指示をするだけかな?、覚悟しておきましょう。
なんせ、、、後見人と言う相手は文言(解釈の違い?。屁理屈?)のプロフェッショナルでしょうから、、、

どうも我々は、『悪意のある、危ない親族』と担当者から認識されている様でした。

今回の件で言いたかった事とは、、、
自分に素直で卑屈な私は、、、

この国に住む全高齢者は”後見人”と言うお仕事の人に、生きる事を全て任せる事になるんだろうな、、、と言う事。

金融機関は本人以外の来店には応じなくなってきているし、不動産取引も承認された代理人なら可能、と言う危ない状態にあるし、親族や家族による殺傷事件は、枚挙に暇が無いし、
何よりも、『本人の権利を守る。』とか、人権尊重と言う”印籠”を仰ぎ見れば、みんな平伏するしか無いし。


これってさ、、、公務員の定年後とか増え過ぎた士業(弁護士、司法書士、行政書士、社会福祉士)の方々の為の、収入源確保とかって考えちゃうんだよね。

一石二鳥じゃん。

ひと昔前の、医科歯科大学が全国に爆誕し、歯科医師が町中に溢れて予防歯科積極指導傾向になったり、美容歯科が急増したり、、、(すごく良い事ですよね。)
薬学部がそこいら中の私立大学に出来て、医薬分業とか言っちゃって、町中にドラックストアや調剤薬局が出来て、、、(すごく便利になりましたよね。)
司法試験制度も少し変更され、若い弁護士さんが都会に沢山いらっしゃって、エリート会社員の様に羽搏いていらして、TVコマーシャルいっぱい流して、、、(すごく頼もしいですよね。)
さあ、次なる目標は、公務員や一部の士業の方の第二の人生、枯れるにはまだ早い、一生涯のお仕事(収入源)確保。の声が聞こえます。......幻聴ですね。

とかに見てしまう私が、、、やっぱりおかしいのでしょうね。
皆さんは難関の国家試験を経て、今の御自分の立場を得られた、選ばれし〇級国民様ですもんね。
学力も学歴も無い私なんぞ、あしらわれて当然の”級”の人間ですから。

やまとやじろべえでした。
では、また、ごきげんよう。

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