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ご馳走してもらうとき
私は生まれ育った地元を離れて20年が経ちますが、年に数回、幼なじみたちと食事をします。そのときはいつも、幼なじみの男子がお店を予約してご馳走してくれます。私は値段も見ずに食べたいものを選び、彼は車なのでお酒は飲みませんが、私は好きなお酒をお代わりして飲みます。いつもなかなかの高級店で、金額もそれなりに高額になりますが、ほとんど遠慮はしません。
新卒同期入社だった男子と、数年に1度お食事をする機会もあります。彼は食べることもお酒も好きなので、自分の好きなお店で好きなものを食べます。私も一緒になって好きなものを注文し、お腹いっぱい飲み食いしますが、いつもご馳走になりっぱなしです。
そして私には、もう10年以上お付き合いしているパートナーがいます。彼とも外食することがありますが、そのときはなんとなく値段が気になってしまいます。彼より高いお料理は控えたり、お酒もお代わりを控えたりします。
パートナーはサラリーマンで具体的な収入額は知りませんが、社内では役職付きで経済的には比較的余裕があると思います。特にお金について何か言われることもないのですが、なぜか、友人の彼たちのように遠慮せずご馳走になることができません。
本来は反対であるべきか?と思ったりします。
友人たちは内心「少しは遠慮しろ」と思っているかもしれないし、
パートナーは「遠慮しなくていいのに」と思っているかもしれない。
もしくはみんな、なんとも思っていないのかもしれませんが。
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