「ドルコスト平均法でガソリン代を節約できるか?」それから2年後
こんにちは。すうちです。
私事ですが、noteを始めた頃(2年前)に書いた記事が、少し前になぜかPV数が上がった時期がありました。
我が家では、新車購入した7年前から毎回定額給油を続けています。
今もガソリン代は以前のようには下がってないですが、ふと前述の記事を思い出して、また調べてみたいと思いました。
今回は、我が家のガソリン代節約術の効果を検証した話(2回目)です。
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※タイトル画像:まる | グラフィックレコーダーさん
はじめに
前回の話と前提条件を、簡単におさらいします。
長期運用の投資法にドルコスト平均法があります。
ガソリンも同様に毎回定額で給油することで、長い期間でならした時に局所的な価格の変動を抑えらえることを期待した考えです。
今回ガソリン価格は、以下を参考にしました。
経済産業省 資源エネルギー庁
ガソリン価格推移グラフ 最近1年間のレギュラー価格 - e燃費 (e-nenpi.com)
次に比較の前提条件です。
前回の結果(約5年間の差額)は、以下でした。
満タン(定量)給油総額: 156,201円
ドルコスト平均法(定額)給油総額: 136,000円
満タン(定量)とドルコスト平均法(定額)給油の差額: 20,201円
年換算だと約4,000円の節約でした。もっと差が出る期待もありましたが、家族で外食1回程度でしょうか…(いまは物価高で補填金くらいかも)
それから2年後の結果(7年分の比較)
それでは、2年経ってどう変わったかを見てみます。
基本的に前回と同じ比較ですが、年数の違いで数値は少し変わってます。
これを元に実績と試算(シミュレーション)から比較します。
まずは、定額給油(実績)です。
ちなみに、前回同様ガソリン価格が下がった時は、(言うまでもなく)たくさん給油できています…笑
つづいて、定量給油(68日間隔で給油想定)です。冒頭で取得したデータの該当月の値を参考にして試算しました。
結果は、年度によってばらつきありますが、7年間トータルの差額は27,041円(年換算だと約3,380円)でした。
補足:ちょっとだけエクセルの話を…
最近noteにエンジニア的な話を書けてないので…少しだけエクセルのVLOOKUPについて補足します(よく使われる方も多いと思いますが)。
今回ガソリン価格推移のデータは別表にして、給油間隔に基づき計算した年月(Date列)を検索キーにして表から値を取り出す形にしました。
最初から計算結果を作ればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、下記のように年度により歯抜けで参照月が変わるので、元のデータから正しく値を引っ張るのも結構面倒です(コピペミスも起きそう…)。
VLOOKUPは、指定した表(例:F5~K160範囲)の1列目に検索キー(例:2017-06)があれば、該当行の列の値を取り出すことができます。
例えば、T61セルの場合、別表(F5~K160)から2017-06がある行の2列目の値(¥153.9)を取り出します。同じ行のU61は3列目の値(37.0)、V61は4列目の値(¥5,695)を指定します。
ちなみに、表の範囲指定(F$5:K$160)で$をつけているのは、61行目以降も同じ式をコピーする際に参照位置(F列とK列の行)を固定するためです。
このようにVLOOKUPは、検索キーで表から値を参照する時に便利です。
最後に
以下、7年間の比較結果です。あくまで我が家の実績ベース(基本的に週末の買い物や年1,2回の遠出の使用頻度)になりますが、、、
満タン(定量)給油総額: 227,041円
ドルコスト平均法(定額)給油総額: 200,000円
満タン(定量)とドルコスト平均法(定額)給油の差額: 27,041円
人によってこの差をどう考えるかはあると思いますが、今のところ定額給油の方が少しお得なので、続けたいと思います。。。
仮にこの先も続ける場合、もちろんガソリン価格の影響も気になりますが、車の燃費が落ちて給油回数が増えると定額給油の方が不利になりそうです。
そういえば、車の燃費の推移はどうだったかというと…
ここ数年は18km/L前後を推移…(前回からは微妙に減少)でした。。。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。