ペコリス日記　No.19

2024 0119

樹木希林さんの子育ての話を聞いた。
自分の子供だと思うから、
感情をいれすぎる。
他人の子供のように思えば、
一歩引いて見られるからというような事だった。
確かに、感情が入りすぎると冷静な判断が
できなくなるのは確かだ。

ペコリスはペコリの森の管理人だ。
ペコリの森を管理している。
ペコリの森に生えている植物から
住んでいる人まで。
ペガサスさんの要望に沿うように
ペコリの森の扉の場所と空き時間も
日々チェックしている。
勿論！ペコリの泉の水質チェックも
欠かせない。
その時、色々な人の要望や意見が出てくる
場合があるのだが、
優しい人はきっと、あちらを立たせようとすると
こちらが立たなくなり、
板挟みになってしまうのである。
だからペコリスはこんな時は
物事を俯瞰してみるようにしている。

感情だけで物事を決めようとすると
結局うまくいかない。
十人十色というけれど、
人というのは考え方も様々だ。
どうしても分からない時は
ペガサスに教えを乞う。
ペガサスは宇宙の神秘から
選び抜いた答えを導き、
ペコリスに教えてくれるのだ。
ペコリスは静かに目を閉じ
テレパシーを通じて、
ペガサスの心の声を
聞くのだ。

新たな答えを得た時は
まるで青空のもと
雲の合間から光と虹が差し
爽やかな風を感じた後に
美しい鳥の声を
聞けた時のように
爽やかな気分になる物である。