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片付けができないのはなんでか考えた日

私は、片付けがそんなに得意ではない。
でもできないわけじゃない。
やればフツーにできます。

って思っていました。
テスト前に片付けしたくなったり、友人が来ることになって前日に片付け(押し込む)したり。
思い返したら、たいしてやった記憶なかったけど、
一応「片付けをしてきた」気持ちでいました。

今までやってきた「片付け」だと思っていたことは、
「片付け」に触れてもいなかったなぁと、思います。


「散らかった部屋」に気づくまで

散らかっている自覚はありました。
でもなんとなく「みんなよくある」状態だと思っていました。

いつも散らかってるのに
「どうして散らかってしまうのか?」
そんなこと1ミリも考えたことはありませんでした。
日常生活で困らないなら、向き合うこともないと思うのです。


モノをあれこれ飾って、ごちゃごちゃした部屋が好きでした。
収集癖もすごいんですの。
本類も多く、それがたくさん並んでることに満足してるタイプ。
モノに囲まれた雑多な雰囲気も好きなんですが、
私の場合は飾り物だけじゃなく、散乱したモノにも囲まれていたのです。

好きならいいんです。
自分にとって「落ち着く、好きな空間」なら。


ある頃から、日常的に無性にイライラすることが増えました。
ただでさえ気持ちがカサついているのに、
部屋で探し物を頻繁にして余計イライラすることも。

なんだか自分で心配になるくらい、
情けなくなるくらい、気性が荒くなった気がしました。
このまま、感情をコントロールできなくなってしまうのではないか…?
怖くなるほど、些細なことでウワー!となる、
とても不安定になっていた時期でした。

と、言うのもその頃は(特に2019年)、自分の人生、将来への不安、焦燥感、劣等感、孤独感が募りすぎて思考停止していたり。父の病気が見つかり、”親との死別”という存在が身近に迫り、自分自身も体調を崩したり、愛猫が亡くなったり、趣味も葛藤して楽しめなくなったり・・・・(以下略)

そんな、私にとってはとてつもなくヘビーなことが溢れかえり、
がんじがらめになっていました。

このままじゃいけない、なんとかしなくちゃ…
気持ちばかり焦って、カチコチに凝り固まってしまった頭が、心が動けず、ただ殻にこもる。

心の状態が部屋に反映される
っていうけれど、まさにその通りでした。
精神的に参っていると、部屋や生活の身の回りなんて、
どうでもよくなった。
また散らかって、「片付けられない自分」も責めて、
そこでまた疲労する。まさに負のループ。
散らかった部屋から受ける視覚情報の多さで、脳が疲労するんだなぁ…
ということを体感しました。


その日は突然に

ある日、ふと思ったのです。

この部屋、とんでもなく散らかってないか…?
すごく生活しづらいし、
すごく精神的に良くないのでは?

突如、自分の部屋の状態が鮮明に視界に入ったのです。
そしてはじめて、
「生活しづらい」
という発想がうまれました。

もしかして、この環境を改善できれば、
気持ちもスッキリして、思考もクリアになるかもしれない。
立ち上がる力が、前に進む力が湧くかもしれない。
これをきっかけに部屋の環境を深刻に考え、
この負のループから抜け出したいと思いました。


「片付ける」ってなんだろう?

そんなわけで、
私が部屋を「片付られないのはなんでか」
考えるきっかけになったのは、精神的疲労からでした。

そして2019年末頃から、
・なぜ散らかるのか?
・片付けるとは?
・整理収納とは?
ということが気になり、勉強しはじめ、たくさん考えてきました。

心と身のまわりを整えたくて、
試行錯誤と葛藤を繰り返しながら、現在も奮闘中です。
学んだこと、思ったこと、考えたこと。
部屋だけじゃなくて、ごちゃごちゃしている頭をまとめる為にも、noteにまとめようと思いました。

理想の環境・生活に近づくために、少しずつでも進んでいくための備忘録。
ついでに誰かに共感してもらえたり、なにかのきっかけになったらいいなと思っています。

#note書き初め #整理収納


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