Twitterの投げ銭機能 Tipjarについて

5/7に突然Twitterの投げ銭機能 Tipjarが一部ユーザ向けに開放されました。

まだ限定的なリリースでありアドバルーン的な要素が強そうです。その為、UXが詰められていない部分も多々感じますが、今後、本格的なサービス展開を考えている事は間違いなく、重要な機能となりうると思います。

5/7 時点で今見えている範囲の整理をしてみたいと思います。

サービス概要

twitterアカウントのプロフィール欄にTipJarアイコンが表示される。

このアイコンはユーザの設定した決済サービスのアカウントにリンクされておりタップすることで、決済サービスに飛ぶ事ができる。

要はTwitterはユーザが設定した決済サービスの送金アカウントにリンクしているだけで、送金には一切関与していないというのがポイント。

FacebookのMessenger送金が中々立ち上がらないのは、各国規制の異なる送金機能を自前でやろうとしたからハードルが高かったので、これであれば、各国それぞれの決済事業者とパートナーシップを結ぶ事で、グローバルにサービス展開ができる。賢いやり方。

機能提供先

Introducing Tip Jar
iOS/Androidのアプリのみ
英語圏のユーザのみ(って書いてあるが送金は日本からでもできる)
対象アカウントはcreators, journalists, experts, and nonprofits に該当する方

対応決済サービス

Bandcamp / CashApp / Patreon / PayPal / Venmo

手数料

Twitterは無料(リンク貼ってるだけだし、、)
送金事業者によって設定されている手数料がかかる

注意点

Twitterはあくまで決済サービスへのリンクを貼っているだけ。
当然、送金に係る仕様は決済事業者次第という事になります。

例えば、PayPalで送金する際は、paypal.meの機能を使う事になりますが、その場合、PayPalの利用規約に"PayPalで私を見つけやすく、取引を行いやすくするために、名前、写真、ユーザー名、メールアドレス、および携帯電話番号を公開することに同意します。"とあるので受け取り手はTipJarでPaypalアカウントを紐付けると上記を不特定多数の人に公開する事になります。

その為、各決済事業者の利用規約をきちんと確認した上でアカウントの紐付けを行うことをオススメします。

この記事は2021/05/07時点の内容なので、すぐに古くなると思います!

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