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F値(絞り値)で奥行きを表現

どうも、yamaguch1です。
前回は、シャッタースピードについて、僕なりの理解を水や線で書きました。シャッタースピードについて知りたいというかたはこちらから読んでみてください。

では、今回のテーマですが、3要素の2つ目として、F値(絞り値)で光をコントロールしながらも、どういった特徴があるかも触れていこうと思います。

【F値(絞り値)】
・光を取り込む広さ(蓋のようなもの)
・絞る(取り込む広さ:狭い)=F◯◯(高い数値)
・開く(取り込む広さ:広い)=F◯◯(低い数値)
・F値が低ければ明るくなり、ボケ感も多くなる
・F値が高ければ暗くなり、ボケ感も少なくなる

以前、上記のような特徴をあげました。
でもやっぱり、初めてカメラを持つ人にとってはなかなかイメージできないと思うので、もう少し砕いて見たいと思います。

まず、簡単に言えば、F値(絞り値)は光が通る穴の大きさというイメージです。例えるとすれば、ホイップクリームを出すときに使うやつ。絞って出すアレです。
どうやらホイップ絞り器というみたいなので、これで例えていきたいと思います。

F値(絞り値)=絞り器に置き換えて、光の量=ホイップクリームに置き換えるとします。

では早速ですが、絞り器を絞ってクリームを出すときに、口を絞るとクリームの量が少なくなりますよね。これがカメラだと、絞ることで光の量が減る=暗くなるんです。

逆に、口を広げるとクリームの量が少なくなりますよね。これがカメラだと、広げる=開放することで光の量が増える=明るくなるんです。

たったこれだけです。
そして、広げる=開放=数字が減るということと、閉じる=絞る=数字が増えると認識してもらえればと思います。

では、F値を下げたとき(開放したとき)とF値を上げたとき(絞ったとき)の特徴をあげていきましょう。

F値を下げた場合は、光の量が増えて、ボケ感を出すことができる。
F値を上げた場合は、光の量が減って、ボケ感を消すことができる。

そして、F値(絞り値)で見せられる最大の特徴はこのボケ感ですが、ボケ感を出すときに、被写体との距離があればあるほど手前のものも奥にあるものもボケてくれます。逆にボケ感を出さないときは、手前のものも奥にあるものも全てピントが合うようになります。

このボケ感を出すか出さないかの判断ですが、僕の場合は奥行きを表現したい場合にはボケ感を出して、広大さを表現したい場合にもボケ感を減らすという感じです。

ただ、広大さと言うと風景写真をイメージされると思いますが、僕はF値を下げて撮るときと、F値を上げて撮るときの両方のパターンがあります。

その理由は、もう一つの特徴が理由になります。
それが、F値が小さいと光芒が出ず、F値が大きいと光芒が出るという点です。

光芒というと『なに?』ってなる人も少なくないと思います。
イメージでは、光に十字架みたいな線が出てくるあれです。

撮りたい写真、表現したい写真で光芒を出したいかどうかも、設定する際に考えるようにしています。ただ、初めのうちはボケ感を意識するといいかもしれないですね。

ということで、今回はF値(絞り値)についての考えや、数字の考え方、特徴について書いてきました。

今回も最後に過去に撮った1枚を貼りたいと思います。

2018.09.10 コンビニのベンチ

では、また次回の記事でお会いできればと思います。
僕のことを知らない人は、まず自己紹介の記事を読んでみてください!

ということで、今回もお読み頂き、ありがとうございました!
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