写真の印象を変える"レタッチ(現像)"とは
どうも、yamaguch1です。
前回までは、シャッタースピードの特徴・F値(絞り値)の特徴・ISO感度の特徴について書いてきました。
僕自身もまだまだ説明がうまく出来ていませんが、少しでも参考になればと思うので、まだの人はぜひ順番に読んでみて下さい。
まず、今回ははじめに僕が撮った写真をお見せしておきたいと思います。
僕自身もこの写真は結構お気に入りなんです。
では早速ですが、本題に入りたいと思います!
前回の記事で、『マニュアル設定について書いていきます』と意気込んでいましたが、設定ばっかりだと飽きてくると思ったので、急遽ですが今回は《撮って満足するだけでなく、加工・修正・編集でより良く見せよう》ということを中心に書きたいと思います。
とはいっても、カメラを始めたばかりの人にとっては、『加工なんて邪道』『修正するところなんてない』『編集って難しそう』と考えがちな人が多いと思います。
僕自身もはじめの頃は『せっかくカメラで撮ってるんだから、加工するならカメラじゃなくてスマホで良くなる』とか謎の"無編集主義者"でした。
ただ、写真を撮っていくうちに『もっといい写真はどうすれば良いのか』という壁に当たったときに見つけた言葉があって、その言葉を目にして以来、僕は"無編集主義者"を捨てました。
このたった一言の言葉が、僕の凝り固まった考え方を砕いたんですね。
そこからは写真の加工・修正・編集について調べるようになり、いわゆるレタッチ(現像)という作業にたどり着きました。
ここで勘違いしないでほしいのは、撮った写真を自分の世界観として、より良く見せるための"レタッチ(現像)"であるということ。あくまで、色味・明るさ・輪郭・質感などを表現したいように手を加える程度です。
そして"レタッチ(現像)"にはソフトもしくはアプリが必要になり、僕はAdobeのLightroomを使っています。Adobe製品はソフト間の互換性がよく、仕事の都合上でもAdobe製品を非常に使っています。
そこで皆さんは『Adobeで写真編集と言えば、Photoshopじゃないの?』と思われる人が多いのではないでしょうか?確かに間違っていないのですが、違いがどういうものかを特徴を書いていきます。
主にはこのような特徴があります。
僕なりのイメージで言えば、《Lightroomは素材を活かして、Photoshopは素材を使った料理》という感じです。
LightroomもPhotoshopも"レタッチ(現像)"が可能にはなりますが、僕はレタッチ(現像)だけならLightroomで行います。Photoshopを使うシーンとしては、背景を消したり、異物を消したりの場合ですね。
僕はこの"レタッチ(現像)"の存在をしってからは、PCでLightroomを使ってきました。これまでの記事にアップしている写真全ても、もちろん"レタッチ(現像)"を済ませています。
とはいっても、どれだけ違うのかがわからないと思うので、記事のはじめにお見せした写真のレタッチ前後を今回の息抜きとして、載せようと思います。
実は、記事のはじめに載せたのは、レタッチ後の写真だったんです。
きっと『そんな気がしていた』と思われる人もいると思いますが、実際には違和感は感じなかったのではないでしょうか。
この写真は、京都市美術館に行ったときに撮った1枚で、美術館特有の洋館の雰囲気が好きでした。
撮影時には、洋館の重みある雰囲気(重厚感)を伝えたいと思い、表現の一つとしてローアングル(下から見上げる角度)で撮ることを決めました。さらには、奥行きを出すためにも地面ギリギリに構えて、F値(絞り値)も最小にして明るさを出すと同時に手前のボケ感を意識して、より大きく見せるために余白が増えすぎない程度に引きの状態で撮ってます。
帰ってきてからの"レタッチ(現像)"では、明るいところと暗いところのメリハリと、洋館のもつ不気味でありながらもシックな色味を意識してました。
この《撮るときの考え方》と《レタッチするときの考え方》を掛け合わせることで、もとの写真とは似て非なる作品になるんです。
『レタッチ(現像)するにしても、PCがないとダメなんでしょ』と思い、レタッチ(現像)から遠ざかる人も少なからずいると思います。
ですが、最近はスマホでもLightroomやPhotoshopまでもあるので、それほど敷居が高くはないのです。
今回は、レタッチ(現像)について書いてきましたが、次回も続きを書いていければと思っています。
また、次回の記事でお会いできればと思います。
僕のことを知らない人は、まず自己紹介の記事を読んでみてください!
ということで、今回もお読み頂き、ありがとうございました!
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