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キャンプシーズンは雨シーズン!?初心者家族のキャンプ記録

キャンプ初心者であるわが家。まだまだ通算2回!
恐る恐る進めてきたのに、
なんと、今回の天気予報は雨!

雨!?初心者なのに、大丈夫!?

戸惑う人は多い気がします。わが家もです。雨が、キャンプを進める足かせになってしまうこともありそうです。

キャンプに適したシーズンと言われる春や秋。雨が多いのです。さらに、今年は梅雨の訪れも早いと聞きます。

雨キャンプ。初心者キャンパーにはハードルが高そう。
でも、大丈夫。案外楽しめる。
そんな風に、今回感じたことを書きました。


1.キャンプを始めたキッカケと理由

平日は、仕事に育児に疲れているし、休みの日くらいは、ゆっくりしたい。
だから、これまで宿泊に選ぶのは、ホテルや旅館など至れり尽くせりしてくれる場所ばかりでした。

けれど、
友人家族と行ったデイキャンプで、
子供たちがあまりに楽しそうだったこと。

それから、子供たちも自分のことはできる年齢になってきて、お世話が減った分、子供たちとの関わりも減ってきたなと感じているこの頃。
何かを子供たちと一緒に新しいことを始めてみるのも、いいなと思ったこと。

この二つが、キャンプを始めるキッカケと理由になりました。


2.全部貸してもらうスタイルから始動

とは言え、知識もない。道具もない。
すべて貸してくれてる、「手ぶらキャンプ」を探しました。

行ったのは、PICAさがみ湖
1回目も、今回の2回目もここを選びました。

ここはコテージやキャンピングカーも選べますが、私たちはテントに泊まりたい!という子ども達の要望を叶えるべく、セットアップサイトキッチンという場所を選んでいます。

前回キャンプの時。この日は晴れていた。

初心者に優しいポイントはこちら。

・常設のテントがある
 →子供たちの「テントで夜寝たい」という希望と、テント張るだけで疲れてしまうのでは、という親の不安を一度に解決してくれます。

・テントの隣には屋根がある
 →天候をほぼ気にせず、バーベキューできます。タープがなくても大丈夫。

・電源がある
 →寒さに弱い私。寒い時は電気毛布が使えるという安心感。

・手ぶらでOK
 →食材、炭、やかん、シュラフなど、キャンプで必要なものは全てセットになっています。持っていくものは、旅館泊とほぼ変わりません。

温泉に浸かれる
 →施設内に温泉があるので、疲れた身体をゆっくり休めてから、眠ることができます。タオルなんかもレンタルできるので、さらに荷物が減らせます。
 相模湖温泉うるり:https://www.sagamiko-resort.jp/spa/

心強いです。


3.雨予報

今回は、ゴールデンウィーク初日です。
天気予報は雨。

初心者キャンパーである私は、noteで「雨 キャンプ」で検索してみました。体験記を読んで心を落ち着かせる作戦です。けれど、ヒット件数が少ない!!どうしようどうしよう…

ゴールデンウィーク。予定はこのキャンプだけ。子供たちは楽しみにしている。どの日も予約はいっぱいで、今から日付を変えることは、出来ません。
もうこれは…行くしかない!と踏ん切りをつけてやってきました。

4.雨のキャンプ場に到着

高速道路は、雨のせいかゴールデンウィークとは思えないほどスイスイ〜。

雨で外で遊ぶことは出来ないから、思い切って遅め到着もありですね。到着は15時頃にしました。大人だけのキャンプであれば、寝る時間も気にしなくてよいため、19時頃に来ている人たちもいました。

キャンプ場には、雨が降り続いています。地面はぬかるんでいる場所もあるので、長靴や防水の登山シューズなどだと安心です。

雨のキャンプ場はちょっと幻想的です。テント群が小人の家みたいで可愛い。
雲が眼下に見えます。

荷物を運び込みます。車を横付けできるので、雨でも運び込みがとても楽です。

夕飯まで、テントの中で遊びます。狭い空間。子供たちはこの中が大好きです。オセロをしたり、おやつを食べたり。私は読書をします。
しとしとしと雨の音をBGMに。自然をすぐそばに感じ、心が静かに穏やかになります。

ランタンもセットで付いてきます。


5.バーベキューと夜

16時半頃にBBQ用の食材・道具を受け取ってから、火おこしです。
火おこしと言っても、着火剤の上に炭を並べて、火をつけるだけ。それから、20分ほど放置。とても簡単で確実です。
雨でも、ちゃんと火がつきます。

炭は子供たちが並べました。ちゃんと火がつきました。
セットのお肉。美味しいです。

食材は、セットで付いてくるものでわが家は、十分お腹いっぱい。
ですが、もし追加で持っていくとしたら、おにぎりとマシュマロ。
たくさん食べたい人にはおにぎり。焼きおにぎりおいしいですよね。あとは、デザート代わりのマシュマロです。

ロッキーマウンテンのマシュマロがちょうどいいサイズ。
焼けば、外はカリっと。中はトロリになります。

この日は風もそれほどなく、備え付けの屋根で十分にしのげました。
もし屋根のない場所でBBQするなら、雨の日は、丈夫なタープが必須です。




なんだかんだで、食べ終わるのが19時を過ぎます。
子供たちと夫がトイレに立った後、一人洗い物をしていると、隣りのテントからもカチャカチャと洗い物をする音が。見ると、自分と同じように、女性が一人、洗い物をしています。
家では、雨の日はどこも、窓を閉めているから、聞こえることももちろん見ることもない、静かな生活の一場面に、なんだかジーンとしてしまいました。

自分の他にも、こんな風に日々黙々と家事をしている人がきっといるんだな。普段は家の分厚い壁に隔てられていて、たった一人でやっていると感じていても。一つ一つの灯りのもとで、誰かがきっと同じように生活してるんだな。

そんな風に感じ、なんだか明日からも頑張れそうな気がしてくるのでした。

きっとあの灯りの下にも、誰かの生活がある。

その後、温泉にゆっくり浸かり、テントに戻るともう21時を過ぎます。

この頃には、雨が上がっていましたが、とても冷え込みました。シュラフに潜り込み、まだ寒かったので、持ってきた毛布をかけました。電気毛布は不要でした。

電気を消して、家族で、今日楽しかったことの話をしました。
息子は、温泉のゲームセンターで、一発でポケモンの人形をとれたこと。
娘は、マシュマロを焼いて食べたこと。
夫は、お肉が美味しかったこと。
私は、洗い物の時に見た景色でした。

6.晴れた翌朝

翌日は、陽の光と、鳥の声で目覚めます。新鮮です。
いつもは遮光カーテンで朝でも暗い中、iPhoneのアラームで起きるので。
いつもより早く起こされるのに、スッキリ起きられるのが不思議です。

雨上がりの空気が気持ち良い。昨日と同じ場所も、また違って見える。

この日は綺麗に晴れました。
ゆっくり歩くだけで、気持ちがいいです。
子供たちは、虫取りや松ぼっくり拾いに夢中です。

朝は、提供されるカセットコンロでお湯を沸かして、珈琲を淹れ、パンとサラダとハムの朝食。ここでは、朝からまた火を起こす必要はありません。

撤収は、横付けした車にささっと詰め込み、ランタンを返却してチェックアウト。あっという間です。

その後、併設の遊園地内のアスレチックを楽しんで帰りました。


7.雨の日キャンプのまとめ

手ぶらキャンプでも雨の日しっかり備えておきたいものは、この4つでした。

防寒具
 電気毛布、毛布、ダウンなど。少し標高が高いところで雨が降ると春も秋もとても寒いです。一番パワーをかけるところだと思っています。暖かいとよく寝られます。体力勝負のキャンプでは、よく寝られることはとても大事です。

雨具
 カッパ、防水ジャンパー。
 だけでなく、足元の長靴や登山シューズなどあると、子供たちもハラハラしません。

テント内で楽しめるもの
 人によりますが、ボードゲーム、カードゲーム。本。お酒やおつまみ。おやつ。
 娘は紙と鉛筆で、小説を書いていました。

雨も目一杯楽しむ気持ち!
 雨のキャンプ場は魅力的です。もやがかかった周りのテントからは、楽しそうな声が聞こえてきました。友人、家族で語り合うのに、雨は良いBGMでした。
 テントにこもって何かするも良し。軒下で、雨ならではの濡れた木々やテント群といった景色を眺めるも良しです。

雨に濡れた新緑。


以上、わが家の2回目キャンプでした。今回は雨でしたが、屋根があり、足元対策していれば、雨のキャンプも楽しいものでした。風の日は、また違うと思うので注意が必要ですが!

少しずつ必要なものなど分かってきたので、次はテントをレンタルして、設営などにも挑戦してみようと思っています。

亀のようにゆっくりな歩みですが、
また、noteに初心者キャンプの様子を、書ければと思います。読んでくださり、ありがとうございました。

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