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若狭研究室

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若狭研究室の日々の様子です。進学、進級の参考にしてください。主に学生の研究活動をアップしています。
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記事一覧

卒論修論(2023年度)

修士2年 田代達也「熱交換効率向上のための炭酸カルシウムスケール研究」 学部4年 黒澤 光「堆積物中の原位置宇宙線生成核種濃度の分析―宮城県仙台市蒲沢山遺跡の例-」 粕⾕真⼤「地獄沼周辺地域におけるUAVを用いたクラック及び熱水の湧水地点の推定」

鹿児島県の地熱フィールド巡検を行いました(教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成研修)

1月に採択された上の研修プログラムで、地熱発電所の見学ができるところは国内では鹿児島くらい?ということで、研究室全員で行ってまいりました。鹿児島県山川地熱発電所です。国内では唯一平地にあります。本研究室の学生たちは、初めて見る地熱発電所に興味津々で、たくさん質問をしていました。実際の社員さんとお話しできたのは本当に良い経験でしたね。質問をしてコミュニケーション能力や社会性を身に着けることは大事です。そしてやはり実際に見ることが大切です。今回のこのフィールドワーク研修に特化した

チェリモヤ温泉熱で順調に育っています!

2021年10月より、温泉熱を利用してチェリモヤ試験栽培用のビニルハウス内の温度を温め始めました。青森の冬は極寒なので、これからが勝負です。現在、青森は積雪があり、一番下のような状態になっていますが、ハウス内の温度は日中は+10℃くらいまであげられています。夜間、3度くらいまで下がってしまうこともありますが、今のところ、順調にチェリモヤは育っています。このまま元気に春を迎えられたらいいのですが。 また、太陽光パネルも設置しました(建物の向こうに見えます)。これで、毎日の潅水

チェリモヤ用のビニルハウスが完成しました!

深浦町で試験栽培を実施中のチェリモヤ。今後、冬に向けて温泉熱を利用した実験を行っていきます。まずはビニルハウスの設置を行いました。今回は、最近流行りのグランピングなどで使われているドーム型のハウスを選びました。チェリモヤの成長と事業の進み具合によってハウスの規模を変えていきます。深浦町は冬季の風が強いので、しっかりとペグと砂で押さえて飛ばないようにしました。 次はいよいよ温泉水の引き込みです!楽しみです!

温泉熱を利用したチェリモヤの試験栽培を開始しました!

青森県内には温泉がたくさんあります。その排熱を利用して何かできないかと、今年の卒論生が熱帯高原果樹であるチェリモヤの試験栽培を開始しました。チェリモヤは、30℃以上の高温、5℃以下の低温を嫌うため、まさに温泉熱利用と北国の夏が栽培にはうってつけ!3年後の収穫を目指して頑張っています!ぜひ応援お願いします! 温泉が豊富に存在する深浦町と弘前大学の連携協定もあり、深浦町の方々が研究に協力くださっています。学生は、研究だけではなく、地域の皆様、また、関連する企業の皆様からの社会勉強