鬱病と自律神経失調症

梅雨明け間近で晴れたかと思ったらゲリラ雷雨。
元々気圧の変化に敏感で、低気圧の影響で頭痛や倦怠感が酷く、生活のリズムに大きく左右しています。

自律神経失調症を特に自覚する様になったのは、元嫁の玉ねぎ農家の手伝いをしてから。
毎年5月のGW前後には無償で手伝いに駆り出されていたのですが男は玉ねぎ10キロ詰めた網を何十袋も軽トラに積んで玄関先のハウスの前まで運び荷下ろしを何往復もするのです。
何せお年寄りや女手ばかりで男手は僕一人なので必死です。
(その割には元嫁の弟は一切手伝わず毎年バイクのツーリングにでかけてましたが)
もう10年程前でしょうか、そんなある日10キロ袋を軽トラに積む際に「ピキン!」という嫌な感覚がしたのです。
それから両手に力が入らなくなり目眩がクラクラと起こってきました。
しばらく車で休んでいたのですが一向に改善しませんでした。
数日後にレントゲンを撮れる病院に行くと「3番頸椎のヘルニア」と診断されました。

自律神経の乱れを強く感じる様になったのはそれからです。
暑くもないのに手のひら、脇の下、足裏からの発汗。寝汗も酷くなりました。
めまいも酷く自分が自分でコントロールできないくらいでした。

元嫁の実家の手伝いですから労災など加入しているわけでもなく、ましてや持病のうつ病で時折野菜を分けてもらったりとお世話になっている状況でしたので事実を打ち明けられませんでした。
それでもたまには手伝っていたのですが、やはり疲労度が違います。
翌年からは手伝うのを断る様にしました。

ところが「荷物の上げ下ろしができなくても店番するだけでも手伝うのが世話になっている人に対しての誠意だろう」と言われます。
かと言って弟は相変わらず畑に手伝いに来るわけでもなし。
男手が足りなければ店番だけで済むはずがありません。
生活の援助をしてもらう事で奴隷と勘違いしているなかな?とまで感じました。

僕にも言い分がありますから、それっきり畑に手伝いに行くことはありませんでした。

ただ、自律神経の乱れに関しては良くなる兆しは見えません。
ネットで調べた範囲では心療内科か精神科で抗うつ剤を処方してもらうのが一般的の様です。

それでは僕の様に既にうつ病で抗うつ剤を処方されている場合はどうなるのでしょうか?
メンタル医には自律神経の乱れに関してもこれまで何度も相談してきましたが決定的な解決には至っていません。
むしろ「うつ病」と「自律神経失調症」はかなりの共通点がある様に感じています。

初診でかかった病院でうつ病ではなく自律神経失調症と診断されていたなら、僕も家族も人生が変わっていたのかもしれないと思われてならないのです。

現時点でどちらの病気も根本的な原因も治療法も確立されていません。
だから製薬会社で新薬ができれば率先して投与してくれる医師もたくさん見てきました。
特に大学病院ですね。

新薬の実験台にされるのはもうこりごりです。

誰か心あるお医者様が僕の様な者でも救かる方法を見つけてくださる事を願うばかりです。