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安定した出勤ができない人はお勤めできない(当たり前、だが)

私は気分障害なので、気候や身体のバイオリズム的に不調だと、朝起きられないことや、支度ができないことがある。
どこでもドアがあって、どんな汚い格好をしててもよければ、仕事はできる。だが、それは社会では許されないので、結果、欠勤になる。
これが続くと、仕事は安定しなくなる。
だが、気分障害は完治しなければやはり出るもので、安定した仕事をするなら、障害を消せ、という結論になる。


私は2年半ほど障害者雇用枠で有期雇用契約社員として働いていたが、これは当たり前のことであった。
しかし、「気分に障害が出るので配慮してください」ということで雇ってもらっているのに、「それは治せ」というのはハッキリ言って謎だった。
しかも私は仕事を進んでしたがため、他の人より仕事が多くなっていた。直属の上長はチャレンジアスリート(障がい者スポーツの選手)だったので、パラリンピックを目指してほとんど出社していなかったから、私は野放し状態で仕事をしており、結果、係長みたいな上司に「好き勝手やってる」という判定をされた。
それ以外にも原因はあったが、私が反抗的なのと欠勤が多いので仕事はクビになった。会社都合にしてくれたし、その頃には部署の方針に合わないと感じていたので、私も辞めることにした。]


結局そのあと色々あって、今は派遣社員とアルバイトと自営業を兼業している。障害者雇用枠で働いていた時より忙しいが、気分的にはよくなった。希死念慮も消えた。だが、それでも「毎日絶対仕事に行けるか」と言われたら怪しい。過度なストレスを受けると休むことがある。今月はあまりにも酷いストレスをたくさん受け、その分休んでしまった。
前回の記事にも書いたが、安定を求められると不安定になってしまう人間もいる。
また、感情障害があると、一生懸命働いていても、過度なストレスを受けたり、常軌を逸した人間に遭遇したりすると、普通の人より受けるダメージがデカく、回復が遅いのだ。
今やってるアルバイトは、セクハラや嫌がらせが酷すぎるので、そろそろ辞めようと思っている。だが、二度と障害者雇用枠で雇われようとは思わない。
感情障害をフォロー出来るほど、働き方改革は進んでいないのではないか。少なくとも、私がいた会社では、言われたことを黙々とやる人、手抜きが上手い人、大人しくて自分からは意見を言わない人、そういう人が重用されていた。私は何のために不在のリーダーの代わりをしていたのか、今でも全く分からない。リモートワークを推進していたが、キャリアと家庭がある人にのみ提供される贅沢品だった。


去年から今年にかけて社会全体にリモートワークが進んでいるから、少し障害者雇用枠の状況も変わったと思いたいが、ハッキリ言って、もう会社員は懲り懲りである。
私はそもそも会社員に向いていないのだ。上司の無能や怠慢を見過ごせないし、同僚や部下が困っていたらじっとしていられない。しかし、そんな性質は会社には不要なのだ。


ちなみに、私が勤めていた会社は、後に役員による不正とパワハラが発覚した。バカバカしい。

あなたの感じたことって何物にも代えがたいよね、ってことを一人ひとりに伝えたい。感情をおろそかにしたくない。って気持ちでnote書いてます。感性ひろげよう。