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他人を斬らずに、自分を高める。

Webを彷徨うと誰かを「斬りすてる」記事多いなーと思うことが多い今日この頃、下記のような記事を見つけたり。

これを自分なりに要約すると、
・自分でいくら自分をほめても他人は興味を持たない
・もし自分を伝えたいのであれば自分の目線から自分の価値観に沿った他人を誉めてみよう
…という趣旨ですが、興味があれば最後まで読んでいただければ。

で、最初の書き出しに戻ると、自分の価値観で他人をジャッジする、斬るという記事。
これ、書いている本人にとってはすごく気持ちいいんですが、結局のところ他人に対するマウントをとる行為にしか見えない場合も多く、実際にそういうスタンスで書かれた記事も少なくないわけで。

マウントを取る、という行為自体、相手との信頼関係の総和をプラスにするものでは決してないため
①自分が優越感を抱きたい
②相手に対して自分の価値観に従わせたい
のいずれか、または両方が目的にあると筆者は考えています。

①は劣等感を抱え持っているから相手を傷つけてでも優越感を得るための手っ取り早い行為としてのマウンティングがある、とも言えそうです。
また、②もそのことによって自分が利益を得たい時などにはありそうな話。
いずれにせよ自分の利しか考えていないな、とみられても仕方ない一面はあります。

自分がマウントを取るようなことばかりしないためには自分目線で他人を切り捨てず褒めどころをみつける、ということが結局のところ遠回りのようで一番良い結果を生むわけで。
ただ、それも最終的な目的地が「相手のお金が欲しいだけ」であれば元も子もない話ではあるのですが、それはまた別の話。


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